ルーク・ペリー 死去。死因は脳卒中。今現在とビバヒルの思い出。なだぎ武 ショック

先日、体調を崩されて危ない状態であると報じられた俳優のルーク・ペリーさん。

西部カリフォルニア州の自宅で脳卒中を起こして倒れ、病院で手当てを受けていましたが、4日、亡くなったということです。

ルーク・ペリー 死去

ルーク・ペリーさんは2019年2月27日、ロスアンゼルス市近郊の自宅で重度の脳卒中を発症、医療機関に緊急搬送されたが、意識が戻らないまま5日後の3月4日に死去、満52歳

「ビバリーヒルズ青春白書」をめぐっては、先週、当時のキャストでの続編の製作が発表されたものの、ペリーさんは含まれていませんでした。

ルーク・ペリーの死因は脳卒中

ルークさんが病院に運ばれた際には多くの励ましの声がありました。

特にビバヒルで共演した方々からの声が多くありました。

シャナン・ドハティ「我が友よ。あなたを強く抱き締めて、私の強さを与えているわ。あなたなら大丈夫」

スティーブ役の俳優アイアン・ジーリング「今日の衝撃的なニュースを聞いた時の自分の感情を言葉で表すことが出来ない。彼の素早い回復を祈っている」

ルーク・ペリーさんは数々の作品の中で不健康な役を演じてきたということで、今回脳卒中を発症させたときには素行に問題があったのではないか?と憶測されました。

2015年に結腸直腸癌と闘う団体「Fight Colorectal Cancer」のキャンペーンの一環として、ルークが大腸内視鏡検査を受けたことがあります。

そこでルークさんに前癌状態の腫瘍が発見されたのです。

その後、悪性になる可能性がある腫瘍を手術で取り除いたそうです。

「現在、検査を受けるべき2300万人のアメリカ人が検診を受けずにいる。もし検査が遅れていたら、私の場合も違うシナリオになっていたかもしれない」とコメントし、大きな話題になりました。

しかし、脳卒中の発症の理由はよくわかっていません。

ビバリーヒルズ白書の思い出

個人的に映画「ドミノ」に出演したルークさんのイメージが強いです。

主人公のドミノ・ハーヴェイの母がビバヒルに憧れて、無理やりイギリスからカルフォルニアに引っ越したというストーリーです。

ドミノはその生活に飽き飽きしていたので、そのパロディとしてビバヒル俳優たちが登場して、ドミノに殴られるシーンは皮肉でした。

バブル世代の日本人に大受けした作品ということで、40代の青春の中には彼らへの憧れが残ってることでしょう。

ルーク・ペリーの今現在

ルーク・ペリーさんはビバヒル以降に名作に恵まれたとは言い難かったです。

ビバヒル時代に恋人役だったシャナン・ドハーディーさんが乳がんになると、シャナンがいなければ今、僕達はこのような場にはいられなかったと思う。」と思いやりました。

さらにはトランスジェンダー女優アレクシス・アークエット(享年47)が亡くなると、お悔やみのコメントも発表してました。

「誰かを愛する。その気持ちは抑えられないものさ。僕はアレクシスを愛していたし、アレクシスも僕を愛していた。それを誰かに説明する必要なんてないんだ。愛ってそういうものだから。」

多くの俳優仲間を思いやりながも、当時の俳優たちの現状に悲しそうなコメントが多く、当時からその世代のファンの方は寂しい思いをしたことでしょう。

 

ルーク・ペリーのプロフィール

ルーク・ペリー(英: Coy Luther "Luke" Perry III、1966年10月11日 - 2019年3月4日)は、アメリカ合衆国オハイオ州出身の俳優。

1986年にデビュー。1990年から10年間続いたテレビ・シリーズ『ビバリーヒルズ青春白書』のディラン役で有名。

オハイオ州マンスフィールドで生まれ、同州フレデリックタウンで育つ。

1993年から2003年まで結婚していた元妻とのあいだに1男1女。長男のジャックは "ジャングルボーイ" のリングネームを持つプロレスラーである。

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