ｽﾍﾟﾝｻｰｴﾙﾃﾞﾝ(Never mindの赤ちゃん)Nirvanaを性的搾取で提訴炎上!過去SNSに自分でup

2021年8月26日 6分12秒

ニルヴァーナがブレイクしたのは１９９０年代で、彼が亡くなったのも同年代。

オリジナルアルバムを三枚しかリリースしてないにも関わらず、当時にして世界中に名を馳せました。

特に二枚目にリリースされたネヴァーマインドは、ユニークにアルバムジャケットだったということで、当時から２０２１年の現在まで、あらゆる形でパロディにされ、有名です。

一般的には世界一有名なアルバムジャケットとまで言われています。

世界一有名なニルヴァーナのネバーマインドの赤ちゃんのジャケット

８０年台はガンズやメタリカのような商業的なスタジアムバンドが流行りましたが、９０年台からは、世界的不景気もあって、ニルバーナのような消極的な中箱バンドがブレイクしました。

アンチ商業ロックを掲げたバンドとして有名で、ネバーマインドのアルバムは赤ちゃんまでもがお金を追う腐った時代だという皮肉がこめられています。

このジャケットはリリースした当初からインパクト抜群で、多くのメディアで目にしました。

あれから約３０年経った今でも、この赤ちゃんのデザインのTシャツやファッションアイテムが売れ続けています。

ちなみに、この当時の赤ちゃんの男性は、スペンサー・エルデンという方で、現在はTwitterなどで人気者です。

この男性ですが、なんと２０２１年の８月に、性的搾取を理由に同バンドを提訴したことが明らかになりました。

ネヴァーマインドの赤ちゃん「スペンサーエルデン」がニルヴァーナを性的搾取で提訴

まさかの衝撃的なニュースであります。

スペンサーさんが訴えるのは存命中の元メンバーで現在はフーファイターズのメンバー・デイヴ・グロール氏と、クリス・ノヴォセリック氏、亡きカート・コバーン氏の遺産管理人の元メンバー3人。

そして、その写真を撮影したカーク・ウェドル氏を含む15人を相手にした訴訟だそうです。

米ロックバンド「ニルヴァーナ（Nirvana）」のアルバム「ネヴァーマインド（Nevermind）」に使用され、史上最も有名なアルバムジャケットの一つとなった画像に、赤ちゃんのころの写真が使われた米国人男性が、性的搾取を理由に同バンドを提訴した。

訴訟を起こしたスペンサー・エルデン（Spencer Elden）さんは生後4か月だった1991年、プールの中で裸になって釣り針にかかった1ドル札に手を伸ばしている姿を撮影された。アルバムは3000万枚の売り上げを記録し、「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット（Smells Like Teen Spirit）」などの収録曲は米国のポップカルチャーに大きな影響を与えた。

　しかし、エルデンさんとその保護者はいずれも写真の使用を許可する文書に署名しておらず、「彼を写した商業的児童ポルノの許可ももちろんなかった」と訴状は指摘。エルデンさん自身が写真に対する報酬を受け取ったことは一度もないとしている。

　エルデンさんは、存命中の元メンバーであるデイヴ・グロール（Dave Grohl）氏とクリス・ノヴォセリック（Krist Novoselic）氏、ボーカルの故カート・コバーン（Kurt Cobain）氏の遺産管理人、写真を撮影したカーク・ウェドル（Kirk Weddle）氏を含む15人を相手取り、米カリフォルニア州の裁判所に提訴。「極度かつ永続的な精神的苦痛」を受け、「生涯にわたる収入獲得能力の喪失」などの被害を受けたとして、各人に対し15万ドル（約1650万円）の損害賠償を求めている。

　ニルヴァーナの代理人や元メンバーが所属するレコード会社は、この訴訟について今のところコメントしていない。

これまでには光栄なようなコメントを残し、周年アルバムでは大人になって写真を再現したり、かなりノリノリだったように見えたのですが・・・。

スペンサー（赤ちゃん）リリースから25周年を記念して撮影を再現しSNSにアップしていた

なぜスペンサーさんがこれまでに炎上しているのかというと、彼本人がアルバムのジャケットに使われたことを恩恵に、何度も話題になっているせいです。

現在の彼がSNSで有名なのも、当時のジャケットの恩恵が強いのです。

アルバム・ジャケットの赤子だったスペンサー・エルデンが25周年を記念して、アルバム・ジャケットのポーズを再現し、それをSNSにアップして話題になりました。

撮影当時の25歳のスペンサー・エルデンさんです。

撮影場所はカリフォルニア州パサデナのローズ・ボウル・アクアティクス・センターのプールで、写真はジョン・チャペルと、しっかりと気合が入っています。

当時、スペンサーさんは、

「僕はフォトグラファーに『裸になってやろう』と言ったんだけどね。妙な感じになると思ったんだろうね。水着をつけてやることになったんだ」

とコメントしてます。

その他、当時のコメントとして、

「両親はすごく考えて撮影に参加させたわけじゃないと思うんだ。ニルヴァーナのことは知ってたけど、グランジ・シーンにのめり込んでいたわけじゃなかった。僕は生後4ヶ月で、父は当時アート・スクールに通ってたからね。時々、友人のプロジェクトを手伝うよう頼まれてたんだ」

「それで友人のフォトグラファーのカーク・ウェドルが父に『子供をプールに放り込んで、お金を稼ぎたくないかい？』と言ってきてね、父さんはそれに応じたんだよ。両親は僕を連れてきて、咽頭反射を起こさせるために僕の顔を叩いて、プールに放り込んで、写真を撮って、引き上げたと。それだけのことなんだよね。それで200ドルを手にして、タコスを食べに出掛けたんだ。大したことじゃなかったんだよ」

と語っていました。

話が転々としてて、明らかにお金目当てであることで、世界中のニルヴァーナファンが、彼に対して怒りのコメントを出しています。

訴訟の行方が見守られると思いますが、勝つ可能性は低いとの見方が多数です。