3ピースバンドとして評判高い10FEETですが、
その魅力はやはりTAKUMAさんのギターボーカルです。
シンプルで単純なフレーズが聴き心地良く、
ギターを始めたばかりの人は真似して弾きたくなると思います。
そんなTAKUMAさんですが、
3ピースになったばかりの頃は、
MCにて「ギター募集中」など、
かなり自虐的には自身のギターの腕を語っていました。
今では、ちょっと考えられない時代ですね・・・笑。
現在でもギターに関していえば、
謙遜するコメントを残すことが多いので、
TAKUMAさん自身、まだまだ満足はしてないみたいです。
TAKUMA(10FEET)のギター(メーカー・機種名)とステッカー
かつては自分のギターを自虐風に語っていたTAKUMAさんですが、今では馴染みのリフでフェスのオーディエンスを熱狂させる堂々たるギターボーカルとなりました。
実はTAKUMAさんはメタリカのギターボーカルのジェームズに憧れてるようで、ギターも彼と同じモノを愛用してるようです。(ギブソン・エクスプローラー)
歌い方やライブのアプローチはメタリカと全然違いますが、TAKUMAさんが憧れる理想のモデルの1人にジェームズがいると考えると、深いところでギターボーカルの価値観が分かると思います。
憧れているからといって、決して楽曲やパフォーマンスまでは真似してないです。自分のギターボーカルの色を作り続けた経緯の中には、頸損して無理なく努力していた背景があると思います。
シンプルでキャッチャーなギターサウンドの魅力も、本当に専属のギタリストがいたら誕生してなかったことでしょう。
ただ言われるは、TAKUMAさんもギターの位置が低いということ。通常弾きにくいポジションですが…TAKUMAさん的には落ち着くのでしょうか?
また、ギターに貼り付けたステッカーは印象で、
TAKUMAさんが大好きな人は、
同じステッカーをパソコンなどに貼ってるみたいです。
スリーピースでライブの良いバンドといえばサンボマスターも該当すると思いますが、TAKUMAさんと山口さんとではタイプが全く異なります。
ギターボーカルのイメージを日本的に変えていってくれてる意味では、
TAKUMAさんと山口さんはかなりの功労人で、今後、この二人に憧れたギターボーカルが多く登場することでしょう。
TAKUMA(10FEET)にはイジメの過去がある?(ブログ)。出身中学と高校
TAKUMAさんの作る曲や、
書く詩というのは、
他の勝気なロックとでは違う個性があります。
そもそもTAKUMAさんは過去に、
どのような幼少期や少年時代を過ごしていたのか・・・。
そういう境遇を乗り越えれば
あのような素敵な曲を作れるようになれるのか、
かなり気になります。
実はTAKUMAさんは中学生の頃に、
いじめに遭っていたそうです。
ブログなどでもいじめ問題に関して、
個人的な見解を言及したこともあり、
一部のファンの間では有名です。
TAKUMAさんは自分の経験でないことでも、
人の悲しい気持ちをイメージすることが上手で、
その性格から、多くの人の心を捕まえる歌が書けるのです。
気になるTAKUMAさんの出身中学や高校、大学ですが、
自身のツイッターにて書かれています。
「京都は左京区下鴨生まれのマクリン幼稚園→下鴨小学校→比叡平小学校→皇子山中学→北大津→大阪経済法科大学」
↑この赤裸々すぎる感じも、
また、TAKUMAさんの魅力だと思いますが、
同級生にフェス好きな人がいたとしたら、
いじめ当初の彼を救えなかったことを後悔してるでしょうね。
なんでもオープンに話して、
まっすぐに嘘をつかずに生きて、
それを楽曲に反映させて、
ライブで大きな共鳴を産んで、
TAKUMAさんが何をしたくて、
どうして素晴らしいのか、
それが潔白であることが、
何よりも素晴らしいことです。
これぞ、ロック、彼こそロックって感じがします。