GReeeeNといえば、2000年代に多くのヒット曲を生み出し、現在もカラオケランキングで上位に君臨する国民的ユニットです。
今も昔も多くの日本人に愛されてるGReeeeNですが、冷静に考えてみると、2020年代に入って極端に露出が減ったように感じます。
ネット上では「GReeeeNって消えた?」など、ユニットの近況について疑問を抱いてる声が多くあります。
一時期はメンバーの死亡説が流れたりと、変な噂もありました。
GReeeeNが解散するのではないか?活動休止してるのか?という声はここ数年ずっと聞きます。
メンバーが現在もプライベートで歯医者として仕事をしているのかなど、情報をいろいろと探してみました。
GReeeeNの解散を日刊スポーツが報じる。理由は脱退や活動休止?
最初にGReeeeNに解散説が出たのは2009年のことです。
当時、日刊スポーツにてGReeeeNがベスト盤発売を最後に解散すると報じられましたs。
この日刊スポーツの2009年11月5日の解散記事に対してボーカルのHIDEさんが同日に公式ブログで完全に否定しました。
ブログでは日刊の記事に指を立ててる写真がアップされていました。
ブログの記事でのHIDEさんは怒り全開で、当時のネットニュースでもHIDEさんの怒りの声と共に拡散されmixiなどで話題になりました。
これに対し、ボーカルのHIDEさんが5日、公式ブログを更新し、この報道を完全に否定した。「完全に怒ってます」と明かし、「みなさん、解散なんかしませんよ。安心して下さい」と訴えている。
さらに、「なんなんですかこれ?? 一言でも僕らの口からそいういことがでてて、それを噂としてでまわるならまだしも、口に発したこともないのに、この有様。火の無いところに煙をたてて、火事だといってお金をとる。最悪ですね」とぶつけている。
また、日刊スポーツではGReeeeN解散の理由に関しては、
”メンバーが歯医者の仕事に専念するため”
と書かれており、この事に関してもHIDEさんはブログで全否定しています。
GReeeeN解散の理由は歯医者に専念することと報じる
2009年当時のGReeeeNは2007年にデビュー以降、人気ドラマ「ROOKIES」の主題歌にもなった「キセキ」がオリコン2週連続で1位になるなど、直近でも上がり調子に時期でした。
日刊スポーツでは、メンバーそれぞれが歯医者の仕事に専念するために、解散を決定したと書かれており、顔を出さないのも歯医者としての将来を考えてのことだったとされてます。
解散を報じた日刊スポーツによると、歯科を学びながら、音楽との両立を図ってきたが、メンバーが将来について話し合った結果、全員が歯科医に専念することになった。11月25日発売されるベスト盤が、活動の最後になるという。引用元:Yahoo!ニュース
HIDEさんは、メンバーが顔を出さずに活動していることについて、
「僕らは歯科医師として普通に診療を行っています。デビュー当時はまだ学生でしたが、診療に影響を及ぼす事を考え、今のスタイルとなりました」
として、
「今までも1曲1曲真摯に立ち向かって参りましたが、これからも全くそれを辞めるつもりはありません」
と否定してます。
さらに、GReeeeNの所属事務所のエドワード・エンターテインメント・グループの代表は解散報道について、「事実無根」とし、レコード会社のNAYUTAWAVE RECORDSの担当者も「今後も活動を続ける」と揃って完全に否定しています。
結果的に公式ブログは大炎上!中指立てた写真を削除
GReeeeNのブログのコメント欄には、「解散が誤報で良かった」と安堵の声で溢れました。
日刊スポーツへの批判の書き込みが殺到しましたが、その一方で、中指を突き立てた写真の掲載に対する次のような批判コメントが多くありました。
多くのコメントが殺到し過ぎたが故にブログは大炎上してしまいました。
しばらくしてHIDEさんのブログから“中指”の写真が削除されました。
もちろん、コメント欄も閉鎖されました。
その後に記事自体も削除されました。
削除された記事の代わりに所属事務所による解散報道を否定するコメントに差し替えられました。
日刊スポーツのGReeeeN解散の根拠”2010年の活動が白紙”が事実だった?
ちなみに日刊スポーツは11月6日付けの記事の中で、解散を裏付ける根拠を挙げました。
日刊スポーツの根拠としては、
「2010年の活動計画は白紙のまま」であることを挙げました。
そして、皮肉にも日刊が書いた通りに2009年11月25日にベスト「いままでのA面、B面ですと!?」をリリース後の翌年2010年、活動が何もなくなってしまったのです。
これに対して一部のファンは「日刊の記事の内容事実だったんじゃない?」と不安がる声が続出しました。
2010年には東京スポーツからGReeeeNの解散記事が出る
2009年に日刊スポーツが報じた通りに、GReeeeNは2009年にベスト盤をリリース以降、2010年は表舞台から姿を消しました。
すると、2010年にも東京スポーツから解散説の記事が登場しました。
「GReeeeNは顔出ししないまま芸能界を引退するのでは?」との憶測記事を報じました。
解散の根拠として、GReeeeNのメンバーの知人からリアルな証言が取れたとして掲載しました。
「楽曲を売って稼いだ結果、メンバー4人とも、それぞれ5億円もの貯金があり、これ以上の活動に意欲をなくしている」
この記事の後、所属事務所は、「そういった事実はありません」と完全否定しました。
しかし、その後もGReeeeNの活動休止状態は続きました。
さらにそれから1年後の2011年6月22日に12thシングル「花唄」がリリースされると、ようやく解散疑惑が晴れました。
GReeeeNの現在。メンバーの年齢と歯科医をやめてる説
2010年に起きた解散説から10年以上の歳月が流れましたが、GReeeeNはまだまだ健在です。
2011年に「花唄」をリリースして以降、毎年のようにシングルをリリース、コンスタントにアルバムもリリースしてます。
メンバーのほとんどが1980年の前半に生まれているということで、メンバーの年齢は全員40代に突入しています。
ネットでは以前とは逆に、
「メンバー、歯医者やめてるんじゃない?」
という説が出てるぐらいです。
実際のところは研修として医院を転々としてる方もいるみたいですが、ずっと歯医者の仕事をしないって状態はないみたいです。
紅白で顔出ししたことで「歯医者辞めたからこそ」と憶測された
ちなみになぜGReeeeNが歯医者を辞めてるかと噂になったかというと、2020年の紅白歌合戦で顔出しをしたからです。
これまで顔出しをしなかった理由は、主に歯科医としての将来を見据えての措置でありましたが、顔出しNGを守らなくなった=歯医者を辞めたと解釈されても仕方ありません。
ただ、紅白でのGReeeeNのメンバーの顔をよくみると、CGで本物の顔ではないことがわかります。
つまりは、本当の顔は明かしてないということで、決して歯医者をやめてるわけではありません。
GReeeeNのメンバー死亡説はもはや都市伝説!
ネット上に、なぜかGReeeeNについて「死亡」というキーワードが浮上していた時期がありました。
”もしかしてメンバーの誰かが死んだの?”とモヤモヤしたファンの方も多いと思います。
しかし実際はメンバーの誰も亡くなっていません。
死亡というワードがGReeeeNにひっついて検索に登場したのは、過去にHIDEさんが震災を通じて、歯科医という立場から”人の命”と対峙し、コメントしたことが発端になっています。
HIDEは歯科医として震災被害者の検死を行った
GReeeeNのリーダーであるHIDEさんは、2016年3月3日放送の報道番組「NEWS23」の中で、歯科医という立場で検死を体験したことを明かしました。
HIDEさんは東日本大震災の犠牲者を身元確認するための検死を、歯科医として行っていたことを番組で初めて明かしたのです。
告白した内容は壮絶そのものでした。
津波で死亡した女子高生の身元を明らかにした時のエピソードを、次のように語っていました。
歯科医師による検死は、遺体の着衣などの除染作業を終えて放射線量が下がった段階で行われる。防護服に身を包んだHIDEが目の当たりにしたのは津波のすさまじさ。
「波にのまれて亡くなった方が多く、口の中にいっぱい土とか飲みこんでいる状態」だったという。しかしHIDEは遺体や待っている遺族に向き合うと、放射線への恐れが頭から消えたそう。
亡くなった女子高生の身元を明らかにし、遺族に「娘にやっと会えました」と言葉をもらったときには「何も言えなかった。でも歯科医師として少しお手伝いできたのはすごく良かったと思います」と責任の重さを実感していた。
当時のHIDEさんは、その衝撃から、音楽の意味を見いだせなくなったそうです。
一時期は頭の中にメロディーが浮かばなくなっていたそうです。