郷ひろみさんと言えば昭和から令和にかけて活躍された男性トップシンガーです。
長いキャリアの中で多くの女性と噂になり、過去3度の結婚と2度の離婚を経験されています。
郷ひろみさんが昭和の時代に世間を騒がせた昭和を代表するアイドル・松田聖子さんとの交際は懐かしい思い出です。
今日は郷ひろみさんと松田聖子さんの馴れ初めと交際期間、破局に至った理由。
そして現代では考えられない破局会見や、破局して１０年以上経った後に実現した松田聖子さんとのデュエット曲について書いてみたいと思います。
郷ひろみと松田聖子の馴れ初め。ファンだった？交際期間約4年。紅白共演直後に破局会見
もともと松田聖子さんは郷ひろみの大ファンでありました。地元福岡では郷ひろみさんのコンサートに足を運んでいたそうです。
松田聖子さんがアイドルを志し上京した理由の中にも、郷ひろみさんに近づきたい気持ちもあったそうです。
郷ひろみさんと松田聖子さんの馴れ初めは1980年の音楽番組での共演です。
音楽番組では松田聖子さんが郷ひろみさんの「男の子女の子」を熱唱し、途中で郷ひろみさんが登場し聖子さんがマイクを渡してバトンタッチするという濃厚な絡みがありました。
出会った当初の松田聖子さんは18歳で、郷ひろみさんは24歳でした。
その後に松田聖子さんと郷ひろみさんがお揃いの指輪をしていたり、すぐに交際の噂はされました。
出会った同年の1980年から交際はスタートしていたのです。
松田聖子さんは郷ひろみさんとの噂に対して「いえ、知らないです」と否定。
一方の郷ひろみさんは深夜ラジオで交際を宣言してしまい、松田聖子さんは仕方なく「ひとりの男性として、とても素敵な方だと思うんです。1人の人間として、1人の男性として、とても好きです」と交際を認めました。
ふたりの交際が世間に知れ渡ったのは出会ってから1年後の1981年5月24日です。
当時、報知新聞が一面で「聖子・郷結婚！」、日刊スポーツは芸能面で「結婚へ！ 郷ひろみと松田聖子」と大きく報じたのです。
熱愛報道が出ると、報道陣はすぐに空港にいた松田聖子さんを突撃しました。
まだ19歳だった松田聖子さんは人気が落ちるのでは無いか？と懸念されましたが、その後むしろ人気は上昇していったのです。
郷ひろみと松田聖子は婚約。結婚を前提に田園調布や世田谷に土地を購入
その後も結婚秒読みと言われるほどにラブラブだった2人。
メディアを通じて共演が増えたり、互いへの言及も増えたり、オープンな交際をしていました。
郷ひろみさんが都内の高級住宅街・田園調布に大きな土地を購入したとして、すでに二人の中で結婚に向かって本格的に動いていたことがわかります。
1984年の紅白歌合戦では松田聖子と郷ひろみがオープニング。手を繋いでの入場
松田聖子さんと郷ひろみさんの恋仲は日本中に知れ渡り、応援されていました。
ふたりが交際していた末期の1984年では、紅白歌合戦で郷ひろみさんと松田聖子さんカップルが手を繋ぎ入場するという演出がなされました。
熱烈なファンを持つ両者が、このような演出で国民的歌番組に登場するとは、当時の芸能界は本当にすごいですね！
ただ、驚きなのは、そんな演出をした大晦日から数日後の1985年に、松田聖子さんが郷ひろみさんとの破局会見を開き、さらに数日後には神田正輝さんとの結婚を発表したことです。
郷ひろみと松田聖子の破局会見。別れの最後は電話で「生まれ変わったら一緒に」
1984年の紅白では手を繋いでラブラブな姿を日本中に晒した郷ひろみさんと松田聖子さんです。
驚くべきは、年を越した1985年1月22日に『週刊文春』（1985年1月31日号）で、松田聖子さんが郷ひろみと破局を告白した記事が載ったのです。
文春の取材の時期などを遡ると、紅白で手をつなぐ演出をしていた時期には、すでに破局していたということになります。あのふたりのラブラブ感と笑顔が嘘だったと思うと、トラウマになりますね。
その文春の記事の内容を受けて、松田聖子さんが映画の撮影が行っていた撮影所で、急遽破局会見が開かれたのです。
破局会見で松田聖子さんは、別れの最後は電話口で、
「好きで愛し合って別れるんだから、今度生まれ変わって来たときには、きっと一緒になろうねって言いました」
と来世に期待大と語ったのです。
郷ひろみと松田聖子が別れた理由は浮気？神田正輝との結婚
松田聖子さんの涙の破局会見からわずか10日後、なんと松田聖子さんが神田正輝さんとの交際を宣言したのです。
当時、主演映画のポスター撮影でハワイへ飛ぶ直前の松田聖子が、その映画の相手役の神田正輝と堂々の交際宣言をしたのです。
その少し後の3月4日にじゃ会見を開き、正式に神田正輝さんとの交際を発表したのです。
松田聖子と郷ひろみの破局理由はお互いの２股？引退をかけた結婚
松田聖子さんと郷ひろみさんの破局の理由に関しては、お互いの浮気が理由であるとされています。
郷ひろみさんは松田聖子さんと結婚秒読みだと言われていた時期に、京都の舞子さんとの浮気報道が出ました。
当時、郷ひろみさんは舞子さんとの交際は否定されました。
松田聖子さんは神田正輝さんと郷ひろみさんとの２股をしていたとのことですが、こちらの方は闇が深いです。
郷ひろみの実家は仕事をしてる女との結婚に反対。聖子に家庭に入る（引退）の覚悟はなかった？
郷ひろみさんは舞子さんと、松田聖子さんは神田正輝さんと、互いに2股をしていたことが発覚しました。
しかし、実際にはその手前から2人の結婚の希望は破綻していたそうです。
なぜふたりの結婚が絶望的になったかというと、郷ひろみさんの実家の母が、仕事をしてる女性を嫁にもらうなと言ったからです。
郷ひろみさんは1984年10月に会見で「仕事を持っている人でしたら、妻は家庭に入るべきなので仕事を辞めて欲しい」と、松田聖子さんへ引退を望んでいることを明かしました。
記者が郷ひろみさんの実家を訪れ、母親に直接話を聞くと、
「私はお仕事を持つ女性の方は反対でしたからね。やっぱり普通のお嬢さんというほうが良かったもんですから」と、話されています。
松田聖子さんは引退できる状況になかったということで、最終的に郷ひろみさんとの結婚を諦めたとしてます。
