大家族の元祖・三好家の現在。離婚や自宅火事など。[ 子供の人数最多]

90年代に登場した大家族シリーズですが、その元祖となっているのが三好家です。

三好家は10男7女19人の大家族で、子供の人数は史上最多であり、”大家族の原点であり頂点”だと言われています。

三好家の密着は楽しいバラエディというよりもドキュメント色が強く、貧困や家庭内の問題で視聴者にインパクトを与え続けました。

90年頃から00年頃まで続いたシリーズですが、密着が終わった後も悲惨なニュースが流れたりしました。

ネットが普及した後は、ネット上で穏やかではない噂が流れたりと、現在までに都市伝説のように語り継がれています。

今日は大家族の元祖ともなっている三好家について整理してみたいと思います。

三好家の子供の人数はシリーズ史上最多の17人!原点にして頂点?母・かほるはずっと妊婦状態

1990年に大家族シリーズの初回として放送された「10男7女19人大家族三好さんちが大変ダぁ」。

当時、 神奈川県横浜市神奈川区に住む19人家族の「三好家」に密着したシリーズです。

大家族の元祖にして、良くも悪くも”最も大家族らしい”と人気のシリーズでした。

10男7女で子供は合計で17人で、これは歴代の大家族の中でも最多であります。

父親 高弘(たかひろ) 昭和11年12月15日
母親 かほる 昭和27年7月26日
長男 弘二(こうじ) 昭和46年4月2日
次男 弘勇(ひろゆき) 昭和47年11月2日
長女 美穂 昭和48年12月7日
三男 信弘(のぶひろ) 昭和50年7月1日
次女 美香 昭和51年7月5日
三女 瑠美(るみ) 昭和52年11月15日
四男 基弘(もとひろ) 昭和54年5月23日
五男 良弘(よしひろ) 昭和55年8月1日
六男 輝隆(てるたか) 昭和56年9月27日
七男 隆司(りゅうじ) 昭和57年11月24日
八男 正貴(まさたか) 昭和59年2月28日
四女 明美 昭和60年6月24日
五女 恵美 昭和61年9月17日
九男 光貴(みつたか) 昭和63年11月11日
十男 和貴(かずき) 平成2年6月25日
六女 美鈴(みすず) 平成4年9月18日
七女 美春(みはる) 平成6年4月27日

母・”かほる”は10年以上ずっと妊婦状態。視聴者に衝撃を与える大家族の形

三好家が放送される以前は、大家族スペシャルという番組は存在せず、史上初めての密着でした。

視聴者の度肝うを抜いたのは、狭い家に多くの子供がいることだけでなく、母の”かほる”さんが”常に妊婦”であることです。

母・”かほる”さんは第一子・弘二さんが産まれてから、七女・美春さんが産まれるまで約25年間、ほぼ毎年のように出産しており、ほとんどずっと妊娠し続けていたのです。

パートに出て家計を助けることは難しく、さらには妊婦で家事にも負担が乗りかかっている状態。

しっかりとご飯を食べ与え、愛情や教養を与えることが厳しい環境で、”また妊娠!”というのを繰り返し、視聴者に衝撃を与えたのです。

三好家が人気だった理由。貧困への好奇の目。喧嘩ばかりで面白い?

三好家は90年代初頭から、00年代前半まで放送されました。

シリーズが約10年も続いた理由には、17人という戦前のような家庭環境に、三好家で毎日のように起こるトラブルに対する好奇の目です。

常に妊娠してる母と、子供たちの言葉づかいや服装、家の中は散らかり果て、そこかしこで繰り広げられる兄弟喧嘩。

職人の仕事をしてる頑固な父は毎日スーパー銭湯に通い、自分の部屋にだけエアコンを付けるなど時代に合わない亭主関白。

夫婦喧嘩も凄く、ビッグダディや渡津家も到底敵わない泥沼でした。

ただ、悪いことばかりではなく、時にほっこりするシーンもあったりと、三好家にもそれなりの良さはありました。

三好家の良かった部分。気取らない、カッコつけない、素直。

テレビが入っているからといって全く気取る様子もなく、その気配すら感じさせない素の雰囲気が好感を呼びました。

“納豆坊や”の愛称で人気を集めた八男はとても良い子で、その子の存在が輝いていました。

貧乏でありながらも年に1度は家族旅行に行くなど、子供達に楽しみも与えていました。

1995年に三好家に密着していた番組プロデューサーが、「大家族!」という、三好家に密着した書籍を発売され、本の中にも三好家の良い部分がたくさん書かれており、決して悪いことばかりじゃなかったことが伺えます。

三好家は父と母の喧嘩が絶えず最後は離婚。子供達の現在は詳細不明。理由は不倫?

10男7女総勢19人という大家族「三好家」は、リアルで悲惨な日常が受け、約10年もシリーズが続きました。

毎日のように母と父が喧嘩し、子供達も喧嘩し、常に喧嘩で視聴率を引っ張っていたイメージがあります。

最後の放送は2000年頃で、最終回は唐突でした。

密着スタッフが三好家を訪問すると母親が不在で、お父さんにお母さんのことを質問すると、

「離婚しちゃたんだ。産ませ過ぎたかな」

と回答し、離婚していたことが発覚したのです。

実は直前の密着では母が難産で苦しむ様子が伝えらており、体が限界であると”かわいそうだ”と同情の声が出ていました。

同じく、直前の密着にて長男の結婚式のシーンで既に離婚することを決めていた節の言動をしていました。

また、さらにはクリーニング屋でパートを始めるなど、今までと違った母の姿がありました。

一番下の女の子だけ兄弟と似ておらず美少女だったことから、母に別に男性がいたという疑惑もありました。

離婚の理由については詳細は語られておらず、”いつもの喧嘩がヒートアップした”か”憶測通りに不倫していた”との説が濃厚です。

長男は結婚して独立しているので、それ以外の子供たちについては、下の6人は母親が引き取り、上の10人は父親が引き取ることで決まったそうです。

子供たちの現在。全員”中卒”で職人?2004年時点で8人の子供が結婚&出産で父には18人の孫

三好家の子供たちは、中学までの義務教育が終わると、中卒のまま職人になりました。

男の子たちは中学卒業と同時に父親の板金業を手伝う職人になり、女の子たちは家事手伝いに入るというパターンでした。

現在までに子供たちの詳細はどこにも書かれておらず、元気にやっているのか謎です。

2004年頃にはネット掲示板にて、兄弟のうち8人が既に結婚し、子供が誕生してる書き込みがありました。

なんと、父は2004年の当時に既に18人の孫がいるとのことでした。

今年、三好家に18人目の孫が生まれるらしい

わかっているだけでも長男、三男、六男、七男、八男(納豆坊や←雑誌に載っていた三好母のインタビューによると他家へ婿入り)、長女、二女、三女、この8人は子供がいるらしい。

三好父はどうやら20代の頃、最初の結婚をして何人か子供がいるらしい。去年ごろ、ひ孫が生まれたらしい(最初の妻の子供の孫)。三好父の一番上の子供はたぶん40代半ばにはなっていると思う。

また、父が前の妻との間にも子供がいた節の書き込みがあり、父と血が繋がっている子供の人数は特定が困難・・・。

現在までに生きていれば、孫も合わせて30人は超えているのではないでしょうか?

三好家の自宅が火事全焼。万引き出禁や近所での噂

三好家の取材が終わったのは2000年代初頭ですが、実は密着が終わった直後に信じられないようなニュースが流れました。

それは、三好さん一家が住んでいた自宅が出火元になり、近所7軒を巻き込む火事を起こし、自宅を全焼させていたのです。

神奈川区で民家全焼

5日午後1時半頃、横浜市神奈川区西神奈川三丁目、板金業三好高弘さん(64)型から出火、木造二階建て住宅一棟約118平方㍍が全焼、隣接する住宅7軒の壁などの一部が焼けた。

この火事で三好さんが顔に軽いやけどをした。

2001年頃に、tvk(テレビ神奈川)において「木造二階建て住宅一棟約118平方メートルが全焼」というニュースが伝えられ、ネットで大きな話題となりました。

三好家が住んでいた家は木造で、さらには物が雑多

建築業を営んでいた傍ら、自宅を改造するように増築していたことから、”火の回りが良かったのでは?”との意見もあります。

三好家の子供たちは素行が悪かった?ネット上に近所のお店出禁の噂も・・・

90年代から密着が始まった三好家ですが、近所からの評判はあまり良くなかったそうです。

近所のお店で万引きを繰り返し出禁になっているという情報があったり、子供たちが学校でオール1の成績を叩き出すのが当たり前だったなど、ソース不明の悪い噂もありました。

態度が横柄だった、挨拶がいい加減だったなどの声もありました。

最後は自宅が全焼し引っ越しましたが、近所7軒は壁が燃えるなど被害を被っているので、後味が悪いですね。

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