デビュー当初はキムタクの次女ということでチヤホヤされていたKOKIさん。
彼女が何をしても良い意味で話題になっていたのが昔のようです。
現在では何をしても揶揄される炎上系モデルとなってしまってます。
2021年3月30日には、人気ブランド「バレンティノ」の広告にて、日本文化である着物の上に座ったり歩いたりしてる写真が物議を醸すという事態になりました。
今回の件はKOKIさん本人の意思とは別の件ですが、炎上が激しくなったの要因にKOKIさんの存在があったのも事実だと思います。
バレンティノの広告で着物の上に座って歩く!キムタクの次女KOKIが炎上[画像]
モデルのKOKIさんがバレンティノの広告の中で着物の帯を踏みながら歩いたり、帯を岩に乗せてその上に座ったり、そんな写真がアップされたことでネットで一部炎上中です。
では、実際に炎上したコーキさんが登場したバレンティノの広告画像を見てみましょう。
春らしい白のミニドレスを着て、ピンク色のハンドバッグを左肩に下げたKoki,さんが、物憂い表情でポーズを取る。
雅楽のようなBGMがかかり、ハイヒールの下には、色鮮やかな着物の帯があった。
帯は、オブジェのある庭園の坂のようなところに敷かれ、Koki,さんは、途中で振り向いてポーズを取りながら、帯の道を登っていく。
こんな30秒間の動画は、ヴァレンティノの日本語版公式サイトに、2021年3月中旬にアップされた。引用元:Yahoo!ニュース
確かに、これはかなり変わった表現ですね。
キムタクの次女でモデルのKoki,さんを起用したのはイタリア高級ブランド「ヴァレンティノ」です。
まさか洗練されたハイブランドでこのようなアプローチの広告出てくるなんて、きっとブランドのファンは驚いていることでしょう。
ツイッターなどネット上で大炎上。理由は日本の民族衣装を侮辱?
明らかに炎上を煽りそうな表現の広告。
実際に広告が世に出るとすぐに大炎上しました。
この広告を揶揄する人の主な意見は、
「帯の扱いが酷く、日本文化に敬意がない」
「日本の民族衣装を日本のモデルが踏むのはやばいだろ」
「自分の国の文化を侮辱している」
「フィルムディレクターとモデルは日本人。ファッション業界のここがまずい」
などですね。
過去にドルガバが広告で東洋人の文化であるハシで人種差別的な表現があったとして炎上しましたね。
当時は「もう2度とドルガバ買わない」なんて人が多くいましたが、皮肉にも数年後に日本で「香水」という曲が大ヒットを記録し、「ドルガバの香水」というキーワードがトレンドになってしまいました。
バレンティノはすぐに問題のKOKIさん起用広告を削除
ファッション業界で稀にある人種や文化の表現の行き違いによる炎上。
炎上してしまったブランドは改めて別の場で謝罪をしなければいけないのですが、服を作る人と広告を作る人は別なので代表者一人が謝罪しても釈然としないものです。
ちなみに今回のKOKIさんを起用したバレンティノの広告ですが、既にホームページから削除されているそうです。
せっかくお金をかけて挑んだ撮影なので、広告使えなくなった時点ブランドはダメージを受けることになります。
バレンティノの悪意はない?ブランドを援護する声も
以前のドルガバのハシの事件の際には、ブランドのファンからブランドを援護する声がありました。
今回のバレンティノの件でも、ブランドが好きな方からの援護の声が少なからずあります。
日本文化への「侮辱の意図はなかったと思う」と広告を擁護する声も
ところが、28日になって、ツイッター上で、広告投稿の写真をいくつか転載して違和感があるとの訴えが出ると、1万件以上もリツイートされた投稿も出るほどの話題になった。
疑問や批判の声の方が多く、「帯を何だと思っているんだろう」「帯作りに携わる人の気持ち踏みにじってる」「文化的なものに対して敬意がない」といった意見が相次いだ。「洋服来た女性が着物の帯を靴で踏んだらダメ」「ヴァレンティノの商品を同じように扱われたら嫌な気持ちになるでしょ」として、差別につながりかねないとの指摘もあった。
一方で、少数意見ながら、「レッドカーペット的な感覚なのかな...」「侮辱の意図はなかったと思う」「この広告も結局は個人の好き嫌い」といった声も出ていた。
今回の広告は、3月29日になって、ツイッターやインスタの写真投稿、公式サイトの動画が次々に削除された。
ヴァレンティノジャパンのPR担当者は30日、J-CASTニュースの取材に対し、「こちらに関しましては、現時点で確認を進めているところです」と答えた。公式サイトなどで今後説明があるかについては、「案内方法につきましても、検討を進めています」と話した。 引用元:Yahoo!ニュース
同日20時時点では、その後の確認状況について連絡は来ておらず、回答があれば追って伝える。
ハイブランドのお店買い物をすると店員さんの接客の良さにびっくりしますが、常連の方は店員さんと良い関係を築いてることでしょう。こういう時にファンが援護するのはごく自然なことですね。
にしても、日本人スタッフが携わったテイでのあの広告は微妙ですね・・・・。
バレンティノから謝罪の声明・コメントはなし
バレンティノは広告が炎上してすぐに広告を削除。
その後に謝罪のコメントなどは出していません。
炎上したのは本国のイタリアではなく、数多く展開する国々の1つである日本。きっと今頃本部で対応を話し合っていることでしょう。
ドルガバの時は世界中に住む東洋人の方から批判の声が出たということで大事になりましたが、今回の件も海外の方々どう受け取るかで話は変わってきます。
また、ドルガバの広告は世界に向けたそのシーズンの新作を紹介する代表的な動画広告でありましたが、今回のバレンティノの広告はそこまでの規模の内容ではありません。
ドルガバほど世界中で物議を醸すことにはならないと思いますが、日本人向けに謝罪コメントぐらいは出すことになると思います。