
広末涼子さんと結婚した後に、不倫報道を巡って話題となったキャンドルジュンさん。
キャンドルアーティストとして活躍する彼ですが、話題になった際は独特過ぎるファッションセンスが話題となりました。
特に注目されるのは耳に付けた大きなピアスです。
そして、実は体中がタトゥーだらけという事実もあります。
今日はキャンドルジュンさんのピアスやタトゥー、ファッションに関連したことについて書いてみたいと思います。
十字架のタトゥーは生い立ちの影響。実家はクリスチャン
キャンドルジュンさんの独特なセンスの背景には、長野県の実家の育ちがルーツにあります。
芸名 | キャンドル・ジュン |
本名 | 井筒順 |
生年月日 | 1974年1月20日 |
出身地 | 長野県松本市 |
キャンドルジュンさんは両親がクリスチャン(キリスト教信者)です。
体に彫られたタトゥーのデザインの中には、十字架のデザインがあり、それはクリスチャンの元で育った影響が強いとされています。
また、大人になった後に職業したキャンドルアートのバックボーンにも、キリストの影響があったようです。
キリスト教のミサがキャンドル制作の原点だった?
実家はクリスチャンで、父の井筒信一さんはヴァイオリン制作作家として有名な方でした。
キャンドルジュンさんが物作りに興味を示すのは、ごく自然な流れだったようです。
また、キャンドルに興味を示したのもミサの影響があったと本人は語っています。
ふだんの教会のミサではロウソクは使わないんですけれど、クリスマスの夜中のミサなど特別なときには、暗い中で信者全員がロウソクを持って集まっていました。
それがたぶん、ロウソクとロウソクが作り出す空間との初めての出会いだったと思います。
2005年頃のインタビューの中で、クリスマスの夜に信者たち蝋燭を持って集まった際に、ロウソクの美しい空間に出会ったと語っています。
キャンドルジュンの特徴的な右耳には鹿角のピアス
キャンドルジュンさんの右耳には大きな角のようなピアスが刺さっています。
2023年に当時の嫁・広末涼子さんの不倫騒動の中で会見を開きましたが、「ピアスが気になって話が入ってこない」と言わしめました。
大手の報道メディアでも、キャンドルジュンさんのピアスに注目するなど、そのピアスの存在は脚光を浴びました。
ちなみに会見当初はスタジオにいた東国原さんが「あれを刺しているっていうのは、怒りの表現じゃないかなって。芸術家じゃないですか。アーティストでしょ? ああいうところから伝わってくるのかなと思いましたけど」と発言。
しかし、キャンドルジュンさんは昔から角ピアスを私生活でも身につけており、当時の東国原さんの発言は間違いでした。
気になるのは、なぜキャンドルジュンさんがあのような奇抜なピアスを着けいてるのか?ということです。
過去の発言などを辿ると、ある程度は着用する理由が見えてきました。
アメリカの旅でネイティブのおばあちゃんと出会った
まるでどこかの民族文化のように見えるキャンドルジュンさんのピアス。
実は、過去にキャンドルさんはネイティブアメリカンとの出会いについて語ったことがあります。
そう考えると、あのピアスのセンスにつながっている可能性があります。
ネイティヴ・アメリカンの言うところの、大きな空と大地を父と母に喩えたり、地球を一つの生命と捉えたりする考え方を、自分も自然に受け入れられるようになりました。
とあるネイティヴ・アメリカンの村を離れるとき、おばあさんにロウソクをあげたら、イーグルの羽を頭に刺してくれたんです。「これであなたは目的地まで簡単に行くことができますよ」と。それからほんとに、ワシントンまで無事に行くことができました。
2005年当時のインタビューなので、この頃に民族的な物質に魅力を感じるようになったと考えられます。
ピアスはネパールのシャーマングッズ。本人にとってはタトゥーのような物
ちなみにキャンドルジュンさんが、直にピアスについて答えたことがあります。
それは2021年10月31日に出演したYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」の中でした。
チャンネルのインタビュアー・三谷三四郎氏から「ちなみに、右耳につけてらっしゃるこの角はどんなきっかけなんですか?」と質問されると、キャンドルジュンさんは快く答えました。
「ネパールの方のシャーマンのグッズみたいなもので。もともと、水晶を首に縛っていたことがあったんですけど、走るときにゴツゴツ当たるなと思っていて。そのときに、水晶を耳に刺しておけばって。お守りを固定する概念でピアスになっていたんですけど、それが巡り巡って、今のところこれに定着しているっていう」
「こういうピアス…ピアスって思ってないんですけど、お守り的な感じも全部なるべくしてなって。“授かってきてるもの”みたいな感覚でいるので」
と答えました。
ちなみに「シャーマン」とは、シャーマニズムという宗教・信仰体系において、霊的な力を持ち、霊界と現世をつなぐ役割を果たす人物のことです。
ただのファッション的な概念ではなく、お守りとしての意味合いが強く、現在では体の一部になっているとのことです。
鹿の角は力のシンボル。魔除けや財運の意味合いが強い
キャンドルジュンさんがお守りとして大切にしている鹿の角ですが、具体的にどのような意味があるのでしょうか?
古くから鹿は立派な角を持つことから「力のシンボル」とみなされ「神の代弁者」とされてきました。
この背景を基に、鹿の角は「邪気払い」の意味があるとされています。
また、鹿自身が川を泳いで渡れることから「水難除け」のお守りとされることもあるそうです。
中国語では「鹿」と「給料」の発音が似ていることから「財運」の縁起物との認識もされています。
また、鹿の角は1年周期で再生する性質があり、そのことから「収穫が年毎に続く」ことを願う「繁栄の象徴」としても扱われています。
ピアスは約20センチの鹿の角。値段は5千円から5万円程度
キャンドルジュンさんのピアスの値段が気になる人が多いようです。
キャンドルジュンさんの耳につけているものは、約20㎝の鹿の角のデザインであることが確認されました。
素材は鹿の角ということで、かなり高そうに思えます。
元々は首飾りだったとのことなので、鹿の角を使ったネックスレスを検索すればん値段の相場はわかります。
日本国内のサイトで調べてみると、だいたい5000〜50000円が多いようです。
ネパールで買ったということなので、キャンドルさんは物価的にはもう少し安く入手した可能性が高いです。
しかし、本人がお守りにするほどの物なので、何か特別な鹿の角という可能性もあります。