過去には苦労系アイドルとして世間からかわいそうな目線を向けられていたソニンさん。

芸能界の活動を休止し、海外留学を決断してからは別の道に行くものだと思われていました。

しかし、実際の現在のソニンさんは大きな舞台などで活躍。

2015年に『第41回 菊田一夫演劇賞』を受賞するなど、奇跡の快進撃を続けています。

あれだけひどい境遇に埋もれてしまってた彼女を変えたのは、なんだったのか?

ソニンさんの転機となった体験が記事になっており、それが話題となっています。

ソニンの転機は海外留学

ソニンさんがアメリカのニューヨークに海外留学したというニュースがあったのは2012年頃です。

当時、海外留学に関しては周囲からはネガティブな声が多かったそうです。

それでもソニンさんは強行突破して、海外留学のプログラムのオーディションに申し込んだそうです。

4年半ぐらい、ずっとニューヨークに行きたいという思いを秘めていたんです。何回か行ってたんですけど、長期で住みたいと。それを言葉にもしていたんだけど、「もったいない。今、行かない方がいいよ」ってみんな同じこと言うんです。

いつまでたってもみんなが言うので、これはダメだと(笑)。永遠に言われる、無理矢理行くしかないなと思って、文化庁に応募して。「一次審査が受かったので、これ以降、仕事入れないでください」と当時の事務所に言って。

──反応はどうでしたか?

「え?」ってなっていました(笑)。それで、二次審査も受かったので「行きまーす!」みたいな感じで強行突破して(笑)。

私は、行きたいとモヤモヤしている気持ちを永遠に抱えながら仕事を続けることと、今の気持ちに従って(N.Y.へ)行って、仕事がなかったらなかったでいいじゃないかと、そのどっちがいいかというと後者の方が私らしいなと思ったんです。引用元:Yahoo!ニュース

仕事をしないで・・・という決断がすごいですね。

今の普通の若者には難しい決断だと思います。

ソニンさんは仮に仕事が無くなるなら、それはそれで良いと開き直っていたそうです。

博打のように思える行動ですが、のちの舞台で活躍するスキルを身につけたということを考えると、ソニンさんの決断は大当たりだったと言えます。

アメリカNYでの洗練

それでもソニンさんはアメリカ・ニューヨークにて、ミュージカルの世界の難しさに圧倒され、ズタズタになったそうです。

あるブロードウェイのオーディションでは、山のように集まった人たちが、ゴミのようにサッと落とされる様にショックを受けたそうです。

日本は、ひとりにちゃんと時間があって、課題曲を歌わせてもらえるし、アンサンブルも並んで見てもらえる。向こうは、履歴書をざーっと並べて、一瞥しただけで「帰ってください」と。歌すらも歌わせてもらえない・・・。というのは人種の問題があったりするので、まずカラーで分けるんです。役のカラーに合う、合わないでさばいちゃうんです。

それを最初に目の当たりにしたとき、愕然としました。朝早くから狭いビルのなかで、みんなぎゅうぎゅう詰めで待っているわけです。それでスパン! とさばかれたときにすごくショックで。引用元:Yahoo!ニュース

そんな厳しい世界と知りながらも、ソニンさんは自分になりに努力を重ねました。

演劇をたくさん鑑賞しに行ったり、演技、歌唱、イングリッシュの学校に通ったり。

さらには現地のインスピレーションを感じるために、教会で定期的にゴスペルを習ったりもしていたそうです。

そもそもソニンさんは、みんな0からどう踏み出すのか興味があったそうなので、1から根気よくコツコツと努力を楽しめたという点が強かったそうです。

今後は日本でも舞台女優としてブレイク?

これまでに『ミス・サイゴン』『キンキーブーツ』『ロッキー・ホラー・ショー』と話題作に出演し続けたソニンさん。

この秋の話題作である『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』に出演するなど、今後さらに話題が増えそうです。

過去の苦労人だった姿を知ってる人からすると、ホッとしますね。

どこか親心で見てしまうソニンさんに、今後も多くの方が注目し続けることでしょう。

これからは舞台女優として、トップを狙ってほしいですね!

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