芸能人のサイコパス疑惑はほぼ嘘？診断無しに特徴だけで断定されている

僕ら一般人の悩みの種になりがちな身近な”サイコパス”。

人の気持ちを無視して自分の感情を優先させる嫌なイメージもあれば、媚びの売り方が絶妙で社会的に成功をされてる方も多くいます。

今日は有名人や芸能人で”サイコパス”と噂になったことがある方と、その理由について書いてみたいと思います。

サイコパスとは？職場や家庭で煙たがられる存在

サイコパスとは、簡単にいえば「著しく善悪を判断する能力が欠如している」状態にある人を指す言葉です。

先天的にサイコパスになった人が多く、僕ら一般人の社会の中にも多く潜みます。

よく言われる特徴としては↓

・口が上手い/達者

・自己中心/ナルシスト

・虚言癖/正直さの欠落

・良心が皆無/善悪の判断ができない

・無神経/共感性の無さ

・寄生的/ケチ

・気が短い/衝動性が強い

・異性関係が荒い/破局を繰り返す

・幼少期から少年期までに非行が多い

・親としての責任を後回しにする/離婚を繰り返す

・現実的かつ長期的な計画ができない

↑などがあります。

重要犯罪者にサイコパスは多い？

社会生活の中で後天的に上記のような状態になった人をソシオパスと呼びます。

サイコパスは脳科学的に明らかに異常がある状態であることが近年研究により分かっています。

神経科学者で『サイコパス・インサイド―ある神経科学者の脳の謎への旅』の著者、ジェームス・ファロンは、

つまりサイコパスは、情動にかかわる認知（＝熱い認知）のために使用される＜前頭前皮質＞腹側システムの機能に乏しいが、理性的な認知（＝冷たい認知）のための＜前頭前皮質＞背側システムは活発なままである。そのため良心の呵責や共感を伴わず、冷静な計画の元に他人を操ることができるのだ。

と述べています。

相手の気持ちを考えると機能が乏しく、理性的な判断を司る機能が活発な状態がサイコパス脳の特徴で、自分の利益の為だけに周囲を巻き込むことが多いのです。

ほとんどのサイコパスの特徴を持つ人々は社会に溶け込み、家庭や職場で暗躍しているのです。

稀に人気者のサイコパスもいますが、それは一握りかつ、信者と同数の反対派も抱えます。

サイコパスの噂があった芸能人・有名人一覧

蛭子能収は葬儀で悲しい気持ちにならない？後輩に挨拶をしない

漫画家の蛭子能収さんには昔からサイコパスだという疑惑が多く存在します。

自身の漫画の中で息子の友達を燃やすという恐ろしいシーンを多く描いたり、世界観が完全にぶっ飛んでいると言われています。

過去に葬儀で悲しい気持ちになったことがないと発言したり、ファンクラブの会長の棺桶に自分の漫画が入っていることが面白くてずっと笑っていたというエピソードがあります。

その他にも芸能界では「自分よりもランクの低い人に挨拶しない」「武井壮の兄の死のエピソード中に爆笑していた」「旅番組のロケ中に飲食店で失礼な発言をし店主を激怒させお蔵入りにさせた」というエピソードがあります。

私生活では、「前妻の死去2ヶ月後に女子マネージャーを口説いた」、「自分の孫に興味がなく名前を覚えていない」、「賭博容疑で逮捕された直後にカジノで遊んでいた」というとんでもない逸話もあります。

蛭子能収は軽度の認知障害があり、サイコパスというよりは広汎性発達障害（自閉症スペクトラム）だと言われることもあるようです。

イジリや皮肉が強い品川裕。実はサイコパスの可能性が低い？

テレビ番組でも冷血で口が強い印象のある品川裕さん。

若手時代の山里（南海キャンディーズ）さんをいじめていた逸話や、暴力を肯定したような内容で批判を浴びた映画「ドロップ」を制作するなど、疑惑の理由は多くあります。

また、サイコパスの特徴にある「自信家」、「頭が良い」、「少年期に非行」などが当てはまるとされています。

しかし、実際には涙脆い一面があったり、テレビでは見せない優しい部分が多く語られており、サイコパスである可能性は低いとされています。

みのもんたは不祥事のイメージでサイコパス疑惑？実際は人情家！

みのもんたさんといえば、過去に冠番組『みのもんたの朝ズバッ ！ 』で共演者の吉田明世アナにセクハラをしたとして話題になったことがあります。

当時、みのもんたさんはセクハラを疑惑を全否定し、なぜか吉田明世アナが降板される形になり物議を醸しました。

また、次男が窃盗罪で逮捕されたり、個人事務所である株式会社ニッコクで脱税をして摘発されるなど、不祥事の数々でイメージを落としました。

ネットでサイコパス疑惑が出たのは、単純に好感度が急激に下がったせいでしょう。

実際には愛妻家だったり、芸能活動を休んだ後も多くの芸能人から慕われるなど、人間的な評価は非常に高く、サイコパスだとは到底思えません。

若い頃の共演者イジリが極端だった田村淳にもサイコパス疑惑？

田村淳さんも、過去にサイコパス疑惑がありました。

共演した女性タレントに凄まじいジョークを飛ばしたり、芸風から人間性が悪いと疑われてしまったのです。

結婚相手の条件に非現実的な条件を大量に並べたり、世間から「何様？」と非難されたこともありました。

しかし、近年は弱者の気持ちを考えた発言・行動が増え、さらには結婚後は嫁さんを大切するなど、若い頃のイメージとは真逆の聖人となっています。

元々、性格は周囲に気が使えると優しいタイプで、若くして多くの番組に出演できたのも、先輩・後輩・スタッフからの好感度が高かったからだとされており、サイコパスとは無縁の”良い奴”だったのです。

お家騒動や不倫から疑惑の目が向けられる。木村拓哉、堀江貴文など。

サイコパスの噂が出たことのある有名人のほとんどが、一例のゴシップが発端で疑われてるケースが多いです。

多いのはグループや組織のお家騒動や、既婚者の不倫です。

お家騒動でいえば、ライブドアの堀江貴文さん、SMAPの木村拓哉さんやKAT-TUNの赤西仁さん、オリエンの中田さんなどです。

不倫でいえば川谷絵音さんや乙武さんなどです。

また、麻生太郎さんや沢尻エリカさんのように失言をしたり、藤原紀香さんや東野幸治さんのように冷たいと思われるような行動を見せると、同様にサイコパスの噂が出たりします。