俳優の堺雅人さんや阿部寛さんが出演する、日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」。
様々な豪華キャストが出演していますが、その中でも「ドラム」が可愛いと人気です!
富栄ドラムさんには若くして亡くなった姉がいるそうで、姉はどんな人だったのか、なぜ亡くなってしまったのか気になりますよね。
富栄ドラムがドラマで喋らない理由は経験値の低さ。ハーフではなく日本人!
「VIVANT(ヴィヴァン)」に出演した人気者となっている富栄ドラムさん。
ドラムさんは「VIVANT(ヴィヴァン)」の物語の舞台となっている”バルカ共和国の現地協力者”として、第1話から登場しています。
「VIVANT(ヴィヴァン)」でのドラムさんは、スマホの翻訳アプリを使って、乃木(堺雅人)や野崎(阿部寛)と会話をしています。
ドラマの中でドラムさんが話すシーンは全くというほどありません。
そのことから「なんでドラムは喋らないの?」「外人なの?ハーフなの?」と疑問の声が上がっていました。
ドラムの役は”日本語の聞き取りはできるが話せない”設定。台詞NGを懸念した苦肉の策
ドラマの中でドラムがセリフを喋らないのは、一体なぜなのでしょうか?
その理由は簡単で、ドラムさんが演じた役は”日本語の聞き取りはできるが話せない”という設定だからです。
実は第1話のドラムさんの登場シーンでも、野崎が乃木にそう説明しています。。
ただ、ドラムさんが演じた役は翻訳アプリを使用して伝達していましたが、実際は”翻訳アプリを使う予定は無かった”そうです。
富栄ドラムさんは作品の監督である福澤克維監督が出演をオファーしたそうですが、富栄さんにとって、VIVANTが役者としての本格デビューで経験値がまだ浅かったこと気を遣ったそうです。
VIVANTのバルカ共和国篇は、モンゴルで約2ヶ月かけて撮影しましたが、時間が限られたロケの中で、NGを連発するわけにはいかないとのことで、苦肉の策としてアプリ翻訳を使うことにしたのです。
富栄さん本人も、”セリフが上手くいかず、イメージした声とは違っていた”と回想しており、この設定は大成功でした。
ドラムは日本人!兵庫県神戸市出身。ハーフやモンゴル人説はガセ
結果的に、ドラムの風貌とアプリのかわいい声のミスマッチが好評で、大人気のキャラクターとなり、まさに一石二鳥の効果でした。
しかし、ネット上では、ドラムさんがハーフなのではないか?外国人なのではないか?との噂が乱立しました。
元力士ということと、作品の中でモンゴル人を演じたこと、または芸名が「ドラム」であることから、完全に”日本人ではない”と思われたのです。
しかし、実際のドラムさんの本名は「富田龍太郎」で、がっつり日本人です。
出身地も兵庫県神戸市と、コテコテの関西人だったのです!
なので、ハーフやモンゴル人の噂はガセネタということになります。
富栄ドラムの本名は冨田龍太郎。元力士でYouTube&バク転で人気者!姉の死去と怪我が引退理由
出演したドラマのイメージから「話せない」→「ハーフ」と思われている富栄ドラムさん。
しかし、実際は兵庫県神戸市出身のバリバリの日本人であります。
本名 | 冨田龍太郎 |
芸名 | 富栄ドラム |
生年月日 | 1992年 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
職業 | 俳優。YouTuber。元力士。 |
身長 | 167センチ |
力士としては、2008年に伊勢ケ濱部屋に入門、2020年3月に力士を引退しています。
四股名は本名である「冨田」でしたが、2008年に「冨栄」に改名されました。
10両目前での引退だったということで、「なんで?」と気になる人も多いです。
「兄弟子からは『まだ若いんだから早まるな』とか『お前は絶対関取になると思ったのに残念だ』と悔やんでもらい、後輩から『冨田さんみたいな優しくて面白い人がいなくなって悲しいです』とうれしいことも言ってもらえました。
『痛がってたのは稽古をサボるための演技じゃなかったんですね』と言われた時は思わず笑いました。
つらいことがあっても『ここでやめてたまるか』と何度も自分で自分に言い聞かせて13年間やってきましたが、今回は『よし辞めよう』と思うと心がスッと軽くなりました」
結論から言えば「怪我」と「大好きな姉の死去」が、富栄ドラムさんの力士引退を早めました。
富栄ドラムには姉がいた。喘息持ちで感染症の噂も信憑性なし
富栄ドラムさんには姉がおり、力士として現役で活躍していた頃は、お姉さんが一番応援してくれていたそうです。
勝ち越せば十両目前だった富栄ドラムさんでしたが、2021年3月に怪我などのためにやむなく力士を引退。(腰のヘルニアや足首のケガ、ぜんそくの発作や過呼吸など)
引退理由も度重なるケガと、姉の死がショックだったからとされています。
富栄ドラムさんの姉が亡くなった時期や理由は公表されていませんが、2020年9月秋場所から休場が続いているため、富栄ドラムさんの姉が亡くなった時期もこの辺りかもしれません。
また、姉は喘息持ちだったとのことで、推測される時期がちょうどコロナウイルスが感染拡大していた時期と重なるため、亡くなったのは2020〜2021年頃で、死因は病死との見方が強いです。
2020年に富栄ドラムさんは28歳だったので、お姉さんは30歳くらいだったのではないでしょうか。
力士引退後にYouTuberとして人気者に!バク転など器用な特技が多彩
冨栄ドラムさんといえば「バク転」でも話題になりました。
実は現役時代からバク転のできる力士として知られていました。
体重120kgながら軽々とバク転をこなす姿に感動すら覚えます。
身長が167センチと小柄なだけに、機敏な動きが得意だったのでしょうね!
自身が更新するYouTubeチャンネル「ブヒブヒパーリー」は約3年間で登録者数40万人を超え、人気ユーチューバーとなりました。
過去には”えびすじゃっぷ”や”ノッコン寺田”さんともコラボし、一躍有名となりました。
YouTubeなどでもバズりましたが、これからは俳優として、もっと大きな世界で活躍していくことでしょう!