GACKTさんといえば、
芸能界屈指の肉体美を誇り、
過去にはエステ、化粧品、パワー系サプリの広告も務めました。
芸能界には多くの筋トレ好きがいますが、
GACKTさんに限っては、
筋肉を増やしたり、減らしたり緩急自在です。
年齢や仕事の内容に合わせて、
パーフェクトな体を作ってくるという点、
まるで永遠のハリウッドスター。。笑
いろんな意味で、他の芸能人の肉体美とは一線を置いてるGACKTさんですが、
今まで、どのようなボディメイクを繰り返してきたのでしょうか?
GACKTの筋肉とボディメイクの歴史
もともと体の弱いGACKTさんは、
過酷なツアーや仕事のスケジュールに耐えるために、
体を鍛え始めました。
マリスを抜けてソロ活動を始める前には、
大好きだった炭水化物のお米を辞めてしまいました。
お米を抜くという点は、
ダイエットという意味よりも、
大切なもの、大好きなものを置いてこという、
GACKTさんなりの縁担ぎです。
マリス時代のガリガリ体型、ソロ後のガリマッチョ、
そして現在のムキムキ体型はよく知られてますが、
それ以前には、どのような体をしていたのでしょうか?
GACKTさんはもともと学生時代に格闘技をしていたこともあり、
十代の頃に初対面だったバンドメンバーのYOUさんは、
「当時は今よりもムキムキした体型だった」と、
そのころのGACKTさんの体つきを見てびびったそうです。
そんなGACKTさんも、ヴィジュアル系のミュージシャンとして活動を始め、
MALICE MIZERに加入する20代前半には、女性のようなしなやかな体を作りました。
GACKTさんの著書では、
ピークで80キロ代まであったとされる体重ですが、
MALICE MIZERに加入する頃には、
まさかの50キロ台まで体重を落としたのです。
ということは、20代前後に30キロ前後規模のダイエットをしたということでしょうか?(贅肉よりも筋肉を落とした?)
マリスを抜けた後は、少しずつ筋肉が付いてきました。
若い頃の格闘技の経験がよかったのか、
肩幅と太股はそれなりにたくましく、
ウエストなどの締まるべきところは締まってるとして、
GACKTさんのスタイルは「ちょうど良いサイズ感」でした。
2002年の「たかの友梨」のエステのCMが決まると、
そこから3ヶ月間の時間をもらい、体をさらにしなやかにし、
胸板と腹筋だけは残すという、見事な体を仕上げました。
そこから5年連続で同社のCMに出演し、
年を重ねるごとに、胸板の形が綺麗に整って行きました。
当時のGacktさんは器具を使わずに、
自分の体重で負荷をかける筋トレが中心で、
シャワーの最中など、生活の一部に筋トレができる合理的な発想を見つけていました。
2004年のツアーブックには腕立て伏せにハマってることが書かれ、
2005年のツアーのドキュメントでは、懸垂にハマってることがわかります。
その後には、ケミストリーの川端さんとジムで会った話などもあり、ジム通いしてることがわかりました。
さらにその後は、自宅にジムを作ったことを明かしました。
年々、トレーニングが激しくなっている・・・笑。
体を小さく・大きくするボディメイクも得意
さらに、ただ体を大きくするだけでなく、
小さくすることもしていました。
それは2006年頃の「ドラッグパーティ」というツアーの中です。そのライブの頃のGacktさんは2002年頃のような胸板だけ残ったしなやかな体をしていました。おそらく体重は50キロ台です。
驚きなのは、そこから僅か1年で、
NHKドラマ「風林火山」の上杉謙信役のために、
体重を70キロまであげたことです。
鎧を着る役を演じるということで、
Gacktさんは筋肉量を増やしました。
女性説のあった上杉を、
中性的にも演じなければいけない理由からも、
「顔は太れない」として、
贅肉でなく、完全に筋肉だけで70キロ台まで乗せたのです!
階級移動の激しかった時代のパッキャオばりのボディメイク、
おそるべし、ミスターストイックです・・・。
謙信役の後は、ツアーに備えてベストな体重に戻し、
その後は、食事をローフードに変えたり、
トレーニングの内容を強化したり、
チマチマと体は進化していったのです。
YFC時代の体も、ラストムーン時代の体も、
どの体も微妙に違い、それぞれの魅力を持ってます。
「しょぼい」「変」は不自然でおかしい評価
たまにGACKTさんの筋肉に関して、
「しょぼい」「変」などいう意見もあります。
それはGACKTさんの上半身の画像を物色し、
目に入った画像を見て言ってるのかもしれません。
GACKTさんのボディメイクは、
常に何かテーマを持っています。
俳優用、ツアー用、広告用と、
体は微妙に変化しています。
しょぼいという意見の方は、
きっと2002年頃から数年間続いた、
エステのCM「たかの友梨」時代の体を見て、
言ってるのでしょう。
エステの広告を務めていた時代のGACKTさんは、
筋肉の大きさよりも、バランスや美しさを重視していました。
ジムに通って胸板の大きさを争っている人からすれば、
当時のGACKTさんの筋肉は足りなく見えるのかもしれません。
また、「変」だという意見の方は、
最近のパワー系サプリメントの広告で作った体のことを言っているのでしょう。
繊維の細かい、使える筋肉がメリメリと多く付いてる印象で、
ボディビルダーが作る体とは少し違ったタイプの強い筋肉でした。
これからのGacktさんがどのような体を作っていくのかわかりませんが、
ラストムーンの海外公演が数年以内に予定されているので、
きっと2016年頃の女性ウケの良い板チョコ系の腹筋に戻すと予想してます。