JIROと金沢。体調不良で不在ライブ17年と精神崩壊で脱退決意00年[病気]

2021年9月22日 6分38秒

GLAYにとってはいなくてはならない存在であるベースのJIROさん。

世間一般ではHISASHIさんやTERUさんが脚光を浴びることが多いですが、ファンにとってJIROさんは対等な存在です。

かつて音楽評論家はGLAYの心臓はリズム隊だと語っていられたように、JIROさんの代わりなんて存在しました。

そんなJIROさんですが、実は過去にGLAYのライブで不在だったこと、そして精神的に追い詰められて脱退を決意しようとしていたことがありました。

その状況が起きた場所というのが、たまたま金沢と、同じ場所だったのです。

JIROさんとファン、メンバーにとって金沢という土地は、何か深い縁がある場所なんですね。

JIROの体調不良で2017年の金沢公演で不在ライブに（病気？）

事件は2017年に行われたGLAYのHIGHCOMMUNICATIONS TOURの金沢公演で起きました。

JIROさんは2017年4月25日の石川・金沢歌劇座公演の前日に、体調不良によりライブを欠席することが発表されたのです。

当日は演出を替え、別のツアーの内容とは別の形でJIROさんの不在のままステージに立つことになったのです。

当時のTAKUROさんのコメントを見てると、バンド全体として責任を分かち合ってる感じがして素敵です。

ファンの皆様には、日頃より多大なるご支援をいただき誠にありがとうございます。GLAYのギターのTAKUROです。
皆様にご報告があります。GLAYのベーシストであるJIROが突然の体調不良により、明日4月25日の金沢歌劇座での公演へ出演することができなくなりました。楽しみにしてくれていた皆様には大変申し訳なく思っております。
現在、JIROは快方に向かっておりますが、お医者様のアドバイスもあり、大事をとって療養しております。健康が回復し次第ステージに戻ってきます。明日の金沢公演に関しましては、ボーカルのTERUやギターのHISASHI、そしてコンサート制作スタッフと何度も協議を重ねた結果、中止という選択はとらず、楽しみにしていてくれたファンの皆様へできる限りのことをしたいと思いステージに立つ所存であります。
ご迷惑をおかけしますが、これからもよろしくお願いいたします。

当日の金沢公演は、JIROさん不在のまま決行。

TERU、TAKURO、HISASHIの3人だけで、予定していた演出内容を変更してパフォーマンスすることになったのです。

ただ、JIROさんなしでどのような内容のライブを行ったのか？なんとメンバー全員でベースを演奏したり、JIROさんのパートを歌ったりして、メンバー全員でJIROさんの穴を埋めたのです。

HISASHIさんがJIROさんの代わりに「FRIEDCHICKEN & BEER」のベースを演奏。

「SHUTTER SPEEDSのテーマ」ではTAKUROさんがベースを演奏し、HISASHIさんがJIROさんパートを歌いました。

びっくりなのは、その日（当日の金沢公演）のチケットを持ったお客さんのために振替公演を予定したのです。