TAKUROのギターと使用機材。松本孝弘とレスポール。下手説とソロの巧さ

日本を代表するポピュラーバンドのGLAY。

これまでに幾度もミリオンを記録し、ライブ動員数は日本記録を保持しています。

そんなGLAYを創立し、これまでに多くの名曲の作詞作曲を担当したのがリーダーでギターのTAKUROさんです。

売れる楽曲を作ることに関しては天才的でありますが、ギタリストとしての評価は聞こえてきません。

今日はギタリストとしてのTAKUROさんに関することを書いてみたいと思います。

TAKURO愛用の使用ギター一覧

・Gibson Les Paul Custom '68(黒)

・Gibson Les Paul 59

・Gibson   Les Paul Custom Jimmy Page Signature JPC 197

・Gibson ’70s Les Paul Custom

・Gibson ’58 Les Paul Standard Reissue

・Fender  Jimmy Page Mirrored Telecaster 

・Fender  Jimmy Page Dragon Telecaster 

・Gibson ES-335

・Gibson SG

・Gibson Custom John Lennon Les Paul Jr

・Gibson Firebird

・Journeyman ST TKR-01(レッド)

・Journeyman LPS TKR-03(レッド)

・TACOMA ECR-83C

昔TAKUROが使用していたギター

フェルナンデスのTE

フェンダーのジャズマスター

フェンダーのテレキャスタター

TAKURO使用の機材。アンプやエフェクター

EVH 5150(アンプヘッド)

Koch Supernova 120

Bruce Zinky NS-2

Marshall JCM800

Marshall 1960A(アンプキャビネット)

MATCHLESS

MESA BOOGIE DUAL RECTIFIER

エフェクター

KLON CENTAUR(オーバードライブ)

KORG DT-10

Peterson Stomp Classic

Ibanez TSMINI

Mojo Hand FX IRON BELL

FULLTONE FULLDRIVE2(オーバードライブ)

MAXON AD-80(アナログディレイ)

MXR Phase 100(フェイザー)

Electro-Harmonix Small Clone(コーラス)

MXR M-102 DYNACOMP(コンプレッサー)

BOSS PS-5(ピッチシフター)

BOSS GE-6(イコライザー)

BOSS RV-3(リヴァーブ)

T.C. ELECTRONIC TC2290(デジタルディレイ)

KORG VP-10(ボリュームペダル)

JIM DUNLOP CRYBABY(ワウ・ワウ)

BOSS BD-2W Blues Driver

BOSS RV-3

BOSS CE-5(コーラス)

BOSS DI-1(ダイレクトボックス)

BOSS GE-7

BOSS ボリュームペダル(ボリュームペダル)

Xotic EP Booster

FINAL BOOSTER FB-2

VIZION 3mode Overdrive

Strymon Timeline Delay

EVENTIDE H9

FREE THE TONE FLIGHT TIME

FAT 214.K

L.R.BAGGS Para Acoustic D.I. 

Jim Dunlop TM95 TAK Cry Baby

ERNIEBALL VOLUME PEDAL

TAKUROのB'z・松本孝弘の関係。今では仲良しのご近所さん?

B'zといえば日本が世界に誇るロックユニットで、ギターの松本孝弘さんは日本を代表するギタリストです。

実はTAKUROさんと松本さんは過去に一緒にコラボをしたことがある関係。

そして、2018年にTAKUROさんが家族でアメリカ・ロサンゼルスに移住すると、現在はご近所さんとして仲良しのようです。

TAKUROさんはある雑誌のインタビューで、B'zの松本さんに知り合えたことに対する恩恵を語っていました。

1997年くらいに対談がきっかけで知り合って、そこからずっとギタリストとしての松本さんの生き様を見せてもらってきた。勉強になること/刺激になること…驚きの連続ですよ。いろんな話をしてね、「ギターに感謝してるし、今こうやってTAKUROといい酒飲めて飯食えるのもギターのおかげだよね」って。「ギターだよね」「そうですよねえ」って。家でテレビの音に合わせてジャムったりして、それでこんな幸せなんだから、そのメロディをまとめてみたいなあなんてことを言ってたら「50歳と言わず今やりなさい」と言われまして。

松本さんにずっとギターを続けなさいとアドバイスを頂いたことが、今後もキャリアを重ねる決心の後押しになったそうです。

これまでTAKUROさんは作詞作曲としての印象が強く、ギタリストとしてのインパクトは同じバンドのギタリストであるHISASHIさんに負けていました。

TAKUROとHISASHIの関係。どちらが下手で上手いかの論争

たまにファン同士でもHISASHIさんとTAKUROさんのギターではどちらの方が上手なのか議論になることがあります。

ギターソロのほとんどがHISASHIさんということで、露骨にうまくみえるのは一見はHISASHIさんだと思われがちです。

GLAYの名曲のほとんどがTAKUROさんが生み出しものではありますが、メロディやアレンジは他メンバーみんなで作り上げています。

やはりHISASHIさんのアレンジ能力には頭が上がらないそうです。

アイディア豊富で器材にも詳しいHISASHIが隣にいると、俺もそうならなきゃいけないんじゃないか?って、HISASHIに追いつけ追い越せみたいな格闘の時期もあったんですけどね。

僕は20代から30代前半という大事な時期をGLAYの作詞/作曲とリーダー業務に費やしたので、ギターに向き合ってこなかったんです。そこにものすごい後悔もあるしコンプレックスもある。HISASHIという天才を抱えたバンドだと、ギタリストとしては挫折だらけなんですよ。

やはり同じギタリストであっても、HISASHIさんの編み出すリフやソロ、アレンジの多彩さは異次元のようです。

この力関係が、GLAYが世の中に多く名曲を送り出せた要因のようにも思います。

打ちひしがれるなんてもんじゃないですよ、「俺が考えたフレーズ、こんなのどう?」って言っても(HISASHIが)「俺も考えた」って出してきて明らかにそっちの方がいいんですもん。だけどリーダーとしては「お、でかした。これでまたGLAYの代表曲完成だ」って。それの繰り返しの20年だったんです。

どちらのギターが上手いか下手かというよりも、ふたりのポジションの兼ね合いが、結果的にGLAYという最高のバンドを作り上げてきたということです。

世間的にはTAKUROさんの作曲能力がちやほやされていますが、そんなTAKUROさんがHISASHIをリスペクトしてるなんて、素敵だと思います。

 

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