昨今、若者の自死が増えていますが、その内容はそれぞれです。
イジメであったり虐待であったりで心を病ませた結果、そのような行為に出てしまうというパターンが多いです。
今の時代では、自分が自死する様子をツイッターやニコ生、ツイキャスから生配信する方も多いです。
2020年の5月にも東武東上線下板橋駅にて、ある若い女性が自分の最後の姿をネットで生配信して亡くなりました。
東武東上線下板橋人身事故はめろ松本が自殺配信していた
2020年5月10日に東武東上線の下板橋にて人身事故がありました。
17:59頃、下板橋駅で発生した人身事故の影響で、東武東上線は池袋~和光市駅間の運転を見合わせています。なお、振替輸送を行っています。引用:Yahoo!ニュース
時刻にして夕方6時頃です。
その後に人身事故は若い女性の自殺であったことが発覚し、さらに彼女のツイッターのアカウントが特定され、ツイキャスから自殺配信していたことが明らかになりました。
ツイッターのアカウントの名前はめろ(まつもと)で、投稿の内容は精神科に通っていることや、不健康な生活、さらには自分の遭った酷い仕打ちなど・・・。
メロ松本は飛び込みの瞬間は配信してない?動画が存在しない
めろ松本さんのツイッターの投稿をみてると、人身事故があった2020年5月10日に、
「今日の午後大切な事があるからみんな見ててね。ツイキャスよ。次こそは。」
と投稿していました。
また、「どうせ死ぬ死ぬ詐欺でごめんね?」「今から始めるからカモン」という内容も投稿していました。
そして、最後の動画のタイトルは「めろのさいご」でした。
現在、ツイキャスでは動画が削除されていますが、存在した動画の内容はあまり過激ではなかったのではないか?という声もあります。
ほとんどのリスナーが無事を祈っていた
メロさんが飛び込んだニュースの後にツイッターでは、
東武東上線下板橋駅
人と列車の接触事故
要救助者はホーム上に救助完了
DMAT隊が到着し手当て中
との内容が出ていました。
つまりは、飛び込んだものの、そこまで酷い損傷ではなかったのではないか?ということです。
また、この手の配信動画はネット上に必ず残ったりするのですが、この女性の動画はどこにも残っていません。
・「接触事故」「手当」という点
・動画が残っていない点
で、あまりハッキリした配信しなかったのではないか?と思われます。
めろまつもとの年齢と病気の理由(虐待・リスカ)
めろさんのツイッターを見てると、日頃からメンタルクリニックに通っていたことが分かります。
彼女が通っていた病院は池袋にある心療内科「こころこころケアクリニック」であることが発覚してます。
ツイッターで休日に会える人がいないか探していたり、リスカした腕の写真をアップしていたり、体の際どい写真があったりと、かなり闇深い投稿を繰り返していました。
年齢はハッキリとしてませんが、おそらく10代の後半だと思われます。
ネットでは彼女を女子高生だと思ってる方もいるみたいですが、日頃の投稿を見てると学校に通っている気配はありません。
本名に関しても親和性あるアカウントから探索しても、ハッキリとはしませんでした。
ある投稿では、自分が幼少期から現在までに味わった悲しい出来事をメモした内容をアップしていました。
めろ松本が親・先生や周りにされたことをメモ
内容をまとめると、
・親に包丁を突きつけられた
・親に「産まなきゃよかった」「きもい」「ぶす」と何度も言われた
・1歳の頃から蹴られたり殴られたりの虐待を受けた
・子供の頃から家事・洗濯すべてやらされた
・友達と話せないように監視された
・学校は皆勤で成績も良く特待生で入学したが先生にひどいことをされて退学になった
・好きな人のためにおじさんと援助交際をした
・その好きな人に他に女ができたと捨てられた
という内容です。
どこまでが事実なのかわかりませんが、病んでしまうほどに嫌なことがあったことは確かのようです。
一緒に住んでる親は本当の親ではなかった?
めろ松本さんの動画はPVが少なかったということで、ネットには残ってませんし、実際に配信を見ていた方の口コミは少ないです。
数少ない証言の1つで気になったのが、
飛び込む前の最後に母親に電話していた。ということです。
ツイッターでは親にされた嫌なこと書き溜めていましたが、最後に話がしたいと思うということは、そこまで悪い関係ではなかったのかもしれません。
一緒に住んでいた方もリスカを行っていたということで、同じような病気だったことが想像できます。
ネガティブとネガティブが重なって、誰が良い人で誰が悪い人かも区別ができなくなってしまったのかもしれませんね。
医師からは、自傷行為を改善するには家族との会話が必要と診断されていましたが、最後にそれを行ったという点、最後の最後だけ一瞬、素直になれたのかな?と感じました。