2021年の2月に北海道で中学生の女の子が行方不明になり、母親がネット上(ツイッター)で娘の捜索を時間系列で報告していました。

その女の子は2月13日に行方不明になり、発見されたのは1ヶ月以上後の3月23日でした。

ヘリコプターなどが出動して大掛かりな捜査が行われていましたが、発見は大幅に遅れてしまいました。

そもそも、なぜ女の子は行方不明になり、そして遺体として発見されたのか・・・。

4月15日に文春オンラインにて少女の母親が娘が受けていた同級生からの過酷な虐め、発見当初の娘の遺体の状態などを赤裸々に語りました。

その前に、娘が行方不明になった当初と、発見された直後のツイートを振り返ってみましょう。

2月13日に廣瀬爽彩さんの母親がTwitterで娘の行方位不明を訴える

バレンタインデーの前夜というのが切ないですね。

中学生にとっては特別な日だと思うので、そんな日の前に亡くなるなんて・・・。

新しくこちらを拡散して頂きたいです。

2月13日夜、旭川市内で中学2年生の姪が行方不明になりました。

詳しくは画像に書いてありますので再度拡散して頂きたいです。

謝礼金のことも含めていますで、拡散はこのツイートでよろしくお願いします。

娘の特徴は捜索願のホームページに書かれており、母はそのURLをツイートに載せていました。

行方不明だった廣瀬爽彩の特徴

名前:廣瀬爽彩(ひろせあや)

年齢:当時14歳

身長:160センチ

体格:中肉

服装の特徴:リュック(コーチ)

3月23日に娘の遺体が旭川で凍って発見。イジメが原因と発覚

2月13日から1ヶ月以上経った3月23日に母親がツイッターで娘の発見を報告しました。

望んだ形ではなかったものの、最後に顔を見ることができたのは不幸中の幸いだったことでしょう。

沢山の御協力ありがとうございました。

残念な形で望む形ではありませんでしたが、見つかりました。

イジメを許すことは出来ません。

絶対に許しちゃいけません。

イジメをしている方がいれば止めてください。

イジメがなければ爽彩は亡くなる事になってないです。

本当に御協力ありがとうございました。

この母親のツイートに対しては、多くの方が同情、悲痛のリツートをしました。

決して風化させてはいけない、イジメの犯人らを野放しにしてはいけないと、多くのユーザーが息を荒く怒りの反応を見せていました。

ちなみに週刊誌では娘の遺体が凍っていたことを告白してます。

「爽彩さんが見つかったのは自宅から数キロ以上離れた公園の中です。発見時の服装は軽装で、薄手のパンツとTシャツ、上にパーカーを羽織っていただけでした。検死の結果、死因は低体温症と判断されました。死亡日時は、2月中旬とまでしか断定できないそうです。

 爽彩さんが家出した日は、氷点下17℃以下の凍てつくような日でした。極寒の中、あの軽装で外にいたのでは、正直3時間くらいしか体力的にもたなかったのではないでしょうか。公園で力尽きたであろう爽彩さんの上に、その後どんどん雪が積もった結果、誰も発見できないまま、3月下旬になってしまいました。

 暖かくなり、少し雪が解けたことにより遺体の一部が見えるようになった。公園の近くに住んでいる住民がその遺体を発見し、警察に通報したのです。駆け付けた警察がスコップで雪を掘って、爽彩さんを外に出しました。彼女の遺体は冷たく、凍った状態でした。

軽装で公園で寒さに力尽きる・・・想像するだけでゾッとします。

発見できなかったのは彼女の上に雪が積もっていたせいで、姿が見えなくなってしまっていたからだそうです。

母親の感謝の挨拶

悲しみ、怒り、さまざまな反応がある中で、母親は関心を寄せて協力してくれた方々に感謝のコメントを出しました。

娘が悲惨な形で発見された直後にこのような挨拶ができるなんて、その人間性が素晴らしいです・・。

皆様本当に今まで協力して頂いてありがとうございました。

ビラ配り、捜索活動、ビラ作成、情報提供とたくさんの方々に助けて頂いて親族も助かりました。

見ず知らずの私達に御協力頂いて感謝しかないです。

皆様の勇気ある行動、大切なお時間を使って頂きありがとうございました。

爽彩もずっと見ていたと思います。

自分は味方が沢山いたんだと思ってくれたと思います。

本当に本当にありがとうございました。

コロナ禍ではありますが、沢山の方に来たいと言っていただけたので家族だけの密葬ではなく公開にしました。

感染対策を各自気をつけてお越し下さい。

沢山のお悔やみメッセージ読ませていただいてます。

本当に爽彩の為にありがとうございます。

来れない方の分まで私が別れを告げてきます。

行けなくてごめんなさい。って言葉に凄く感動しました。

見ず知らずの人のお葬式に普通は行かないものなのに、凄く心の暖かい人ばかりだなと感動しました。

葬儀の日程が決まりました。

出来るだけ多くの方に参列して頂き、爽彩を送り出したいです。

爽彩は1人じゃない、味方は沢山いたんだよ。安心してね。と伝えてあげたいです。

最後に爽彩の顔を人目見て下さい。

イジメに向き合った勇敢な女の子を。

優しいが故に辛いことが沢山あったね。

爽彩は強かったよ。

14歳の最愛の娘を、イジメで亡くす・・・・。普通であれば、口が聞けなくなったり、人の声が聞こえなくなったり、最悪、後追いを考えたり、まともではいれません。

娘さんも強かったですが、それ以上に母親も強い方なんだなと驚きます。

同級生から性的なイジメを受けていたことを文春に告白

娘が亡くなった直後、母はツイッターで、

こういった経緯で居なくなりました。

今まで濁していてすみません。

さあやが戻ってきたときの事を考慮してイジメについて書いてなかっです。

さあやを返して欲しい。

虐めないで欲しかった。

明日は我が身です。

自分の子が加害者にも被害者にもなります。

どうか自分の子供をちゃんと見てあげて下さい。

とつぶやきました。

彼女が亡くなった原因がイジメであることが発覚すると、多くのネットユーザーがイジメた犯人らの特定に乗り出しました。

結局、すぐにいじめっ子らの特定には至ってませんが、母親が文春に娘のイジメを詳細を告白したことで、ネット民の怒りはさらに増しました。

母親が週刊誌に明かした娘が遭っていたイジメの内容は性的なことが多く絡んでいました。未成年ということもあり、きっとテレビメディアは慎重な扱いをすることでしょう。

裸の画像を送らせ拡散。複数人の前で性的行為を強要

週刊誌では彼女の受けいた性的なイジメの詳細が書かれており、その内容が想像を絶するほどに過酷でありました。

 一体、爽彩さんの身に何が起きていたのか。のちに母親らが警察やイジメグループの保護者などに聞きとって判明したのは、C男が爽彩さんに対して、しつこく自慰行為の動画や画像を送るよう要求していたことだった。取材班も現地関係者に取材する中で、C男が爽彩さんに対して送っていたLINEのメッセージを確認した。

 6月3日、C男は爽彩さんに対して、次のLINEメッセージを送っている。

《裸の動画送って》

《写真でもいい》

《お願いお願い)

《(送らないと)ゴムなしでやるから》

 C男は爽彩さんに自慰行為の写真を携帯のカメラで撮って送るようしつこく要求。まだ12歳だった爽彩さんは何度も断ったが、上記のような暴力をちらつかせ脅迫するようなメッセージもあり、恐怖のあまり、自身のわいせつ写真をC男に送ってしまったという。それを機に、A子、B男、C男らによるイジメが目に見える形で露骨になってきた。

ある時期が男性から早朝や深夜に呼び出され外出することもあり、当時から母親は心配していたそうです。

送った写真は男らの仲間内で共有されたそうです。年頃の女の子がこんな目に遭っていたなんて、母親も知りたくなかったことでしょう。

母や娘にイジメに遭っているのではないか?と聞くと、娘は大丈夫だと強がっていたそうです。母を心配させたくない娘の優しさが切ないです。

学校の先生はイジメはなかったと

母は学校の先生にイジめがないか何度も確認しましたが、先生はイジメは一切ないの一点張りだったそうです。(ちゃんと捜査したのか謎)

その後に娘は男らに公園に呼び出され、そこで写真の話をされ、わいせつな行為を強要されたそうです。

娘は複数人に囲まれ、逃げることもできなかったそうです。

その後に娘はイジメに対して抵抗することも諦め、自暴自棄になってしまったということです。

自殺だった説

実は彼女は失踪する直前に、ラインで友人などに、

『ねぇ』

『きめた』

『今日死のうと思う』

『今まで怖くてさ』

『何も出来なかった』

『ごめんね』

と別れの挨拶のようなメッセージを送っていたのです。

なぜ、彼女が川にいたのかわかりませんが、自殺との説も濃厚です。

明るい性格の彼女でありましたが、イジメを受けて以来自、部屋から『ごめんなさい、ごめんなさい』『殺してください』と独り言が聞こえてくるようなこもあったそうです。

一時期は『外が怖い』と外出も出来なかったそうです。

 

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