水原一平の解雇理由。大谷の6億7500万横領。違法賭博で借金。現在の仕事

野球選手の大谷翔平さんといえば、堪能な英語力も評価されています。

しかし、渡米から数年は専属の通訳である男「水原一平」という方がいました。

常に大谷翔平と共に行動し、WBCの国際試合でもベンチ入りするなど、その知名度は全国区でした。

そんな水原一平さんが、2024年3月のメジャー開幕戦も直後に、急遽解雇されました。

今日は、かつて大谷翔平さんの専属通訳として活躍された水原一平さんがクビになった理由と、解雇されるまでの活躍について書いてみたいと思います。

水原一平は大谷翔平の口座から450万ドル(6億7500万)盗用。違法賭博にハマり負債を抱えていた

水原一平通訳が解雇されたのは2024年3月20日です。

日本時間では21日の朝方に伝えられ、国内では大きなニュースとなっていました。

水原一平さんの解雇の理由は、大谷さん所属のドジャースの地元「LAタイムズ」にて、違法なスポーツ賭博に関与”、”大谷の資金を違法賭博に使用”と伝えられました。

告発したのは大谷さんの代理人弁護士だったということで、もしかしたら大谷さんも発覚手前から怪しい動きに気付いてたかもしれませんね。

ちなみに違法なブックメーカーに流れた大谷さんの資金は、ザッと見積もっただけでも450万ドル(6億7500万)はあるそうです。

また、水原一平さんは賭博絡みで多額の負債を抱えていたようで、常習的なギャンブラーだったことも発覚しています。

横領された6億は大谷翔平の日本時代の総年俸を超える額。妻の初観戦から24時間以内の事件

水原一平さんに横領された6億という金額は、大谷さんの日ハム時代の年俸の合計を超える数字です。

1年目(18歳) 1500万
2年目(19歳) 3000万
3年目(20歳) 1億
4年目(21歳) 2億
5年目(22歳) 2億7000万
合計6億1500万

若き日の数シーズンの給料が賭博に消えたと考えると切ないですね・・・。

さらに、解雇された前日には水原さんの奥さんと大谷さんの奥さんが共に観戦。

韓国への遠征と開幕、奥さんの公式戦の初観戦について大谷さんは、

「(妻は)公式戦自体を見るのも初めてですし、一緒に来るのも初めて。そういう意味ではいい思い出になるんじゃないかなと思う。」

とコメントし、開幕戦では2安打1盗塁で逆転勝利と真美子さんも嬉しそうでした。

何も無ければ会見で話した通りの”最高の思い出”で終わっていたはずです。

しかし、それから24時間以内に横領と解雇のニュース・・・良い思い出に泥を塗った形になりました。

大谷夫妻だけでなく、水原さんの奥さんにとってもキツい思い出になったことでしょう。

大谷翔平にとって水原一平は良いパートナーだった。キャッチボールや捕手役

水原一平さんは北海道で生まれ。6歳で和食料理人の父の仕事の関係で米国・ロサンゼルスに移住しました。

名前 水原一平(みずはらいっぺい)
生年月日 1984年12月31日
出身地 北海道苫小牧市
最終学歴 カリフォルニア大リバーサイド校
仕事 通訳

カリフォルニア大リバーサイド校を卒業後に得意の英語力を活かして2012年にヤンキースとマイナー契約を結んでいた岡島秀樹の専属通訳となりました。

しかし、岡島が左肩の異常で身体検査をパスできず、岡島さんと共に契約解除。

契約を解除後に日本に帰国し、日本ハムの通訳となってレアードらの生活をサポートし、同年に大谷翔平がドラフト1位で入団。

日ハムで5年間をともに過ごし、2018年に大谷翔平がメジャーに挑戦し、専属通訳となったのです。

水原一平の知名度はアメリカでも高い。信頼される存在だった

普段は太田選手と一緒にベンチに入ったり、会見の場に登場したりと、顔と名前は野球ファンなら誰でも知ってるレベルでした。

キャッチボールの相手をしたり、ドライバー、何かの手配を手伝ったりと、通訳の枠を超える働きぶりから日米で愛される存在でした。

水原さんは2021年のオールスターでは、ホームランダービーで捕手役に抜擢され歓声を浴びたり、開幕戦で紹介され、選手以上の大喝采を浴び、大谷が「ちょっとムカついた」と冗談めかすほどでした。

2023年3月のWBCでは、栗山監督の要望から、日本代表に入ったヌートバーの通訳として、日本代表のベンチに入りました。

優勝に貢献したヌートバーを発掘し、声を掛けたのが一平さんで、当時は”裏のMVP”と呼ばれていました。

ヌートバー本人は、一平さんの存在があったからこそ、チームに溶け込めたとコメントしていました。

その他、イタリア代表の食事の予約をしてあげるなど、良いエピソードは多くありました。

水原一平人脈という図が作られるほどに、多くの人の架け橋となりました。

ちなみに水原さんは通訳でありながらも、年収1億を超えているのでは?というほど、当時はエンゼルスから特別な契約を結んでいました。

大谷翔平と水原一平夫妻は家族ぐるみの付き合いだった。新婚旅行のプレゼントまで!

水原一平さんと大谷翔平さんの関係は、仕事だけでなくプライベートにも及んでいました。

水原さんは日本ハムで通訳をしてる時に、ファイターガールズ(日本ハムのチアリーディングチーム)に所属していた(2009年〜2012年)「野間えりか」さんと出会いました。

野間さんと水原さんは2012年に知り合い、2018年に結婚。

大谷さんは元ファイターズガールの奥さんとも仲良く、家族ぐるみで付き合っていました。

水原さんが新婚の時には旅行券をプレゼントするなど、粋なサプライズも話題となりました。

大谷選手が結婚した後も、両夫婦で一緒に行動するなどしていました。

これだけ信頼され、素晴らしい対人関係が結ばれていたのにも関わらず、最後は大谷さんからの恩を仇で返してしまったことは残念でなりません。

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