元少年Aとは1997年に兵庫県神戸市須磨区で起きた当時14歳の少年による「神戸連続児童殺傷事件」の犯人のことです。
当時、少年は自身を酒鬼薔薇聖斗と名乗り、警察らに挑発的な文面を送っていたことから、”酒鬼薔薇聖斗事件”とも呼ばれています。
元少年Aは2004年に少年院を出所し、その後は普通の仕事をしながら暮らしています。
ネット上では”改名した””〜に住んでる””〜で働いてる”など噂になってしました。
2015年に少年Aが書籍を出版しホームページを立ち上げると、週刊誌らは彼を”公人”として顔写真や近況の詳細を掲載しましt。
現在では結婚して子供がいる噂が流れたりと、以前よりも情報が多いです。
今日は元少年Aの詳細や現在までの噂について整理してたいと思います。
少年Aは週刊誌に顔写真が載る。作成したプロフィールに身長・体重・血液型をアップ
少年時代に有名な神戸連続児童殺傷事件を起こした”少年A”。
少年犯罪を犯したほとんどの方は、少年法に守られ名前と顔は伏せられ、本人も隠れて生活をするのが普通です。
しかし、少年Aは週刊誌に顔写真を載せられ、さらには成人後にホームページを作成し、そこには自身の詳細プロフィールを公表していました。
身長 | 165.6cm |
体重 | 54.3kg |
視力 | 右0.03 左0.05 |
血液型 | A型 |
性格 | 性格類型 INFJ型。 |
その他 | 大動脈心臓部に雑音あり。誇大妄想癖あり。 |
「INFJ型」 とは、キャサリン・ブリッグスとイザベル・マイヤーズが開発した16性格タイプ の1つで、内向型 (Introverted)、直観型 (Intuitive)、感情型 (Feeling)、判断型 (Judging)の頭文字を取って名付けられたものです。
一般的なアイデアや概念よりも、仕事やプロジェクトの客観的な事実や詳細を優先し、感情と価値観に基づいて、決断する傾向があると言われています。
子供の頃から勉強がとても出来たとのことで、視力が悪いのは勉強を多く頑張っていたせいでしょうか?
身長は日本人男性の平均よりも低く、体重もかなり軽いです。
自身の健康状態も把握しており、かなりしっかりした性格であることが伺えます。
ホームページには鍛え抜かれた肉体の写真を載せており、自己管理の行き届いた方であることもわかっています。
同HP上のプロフィルには、「1997年 神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)を起こし、医療少年院に収容される」などと書かれており、自身のものとみられる半裸で下半身が下半身がサソリになっている画像や、全裸でなめくじのようなものにまたがる画像が掲載されている。
太田は「自分が特別だと思っているんだろ。この表現がいかに平凡かってことにわかってないんだよね」とバッサリ。
「センスがあると思っちゃっている。ダサダサじゃない、こんなの」と嫌悪感をにじませるようにして吐き捨てた。
しかし、爆笑問題の太田光さんは、ワイドショーで彼のホームページの写真などを酷評していました。
ネット上では「趣味が怖い」「なんか人格がわかる、絶対ナルシスト」との反応がほとんどでした。
少年Aの顔写真。週刊誌「週刊ポスト」が2015年に掲載し賛否両論もHP作成で公人扱い
少年Aは大人になった後に本を書いたりホームページを作成するなどしていましたが、自身の顔に関しては非公開でした。
現在は普通の仕事をしているとのことで、顔の公表は流石に私生活に支障が出ると判断したのでしょう。
しかし、2015年9月14日発売の「週刊ポスト」で少年Aの顔写真が公開され、当時は賛否両論でした。
週刊誌の記事中では、
「もはや彼は『過去の人物』ではない。現在起こっている重大な社会的関心事の当事者である」
と、少年aの顔写真を掲載した意義を説明していました。
ちなみに週刊ポストが当時語っていた”社会的関心事”とは、少年Aが出版した書籍「絶歌」(太田出版)のことを指しています。
記事の中では、
「忘れてはならないのは、今年になって行われた彼の一連の行動によって、事件の被害者遺族の精神をかき乱し、大きく傷つけているということだ」
「現在のAは33歳。少年法によって守られる必要があった18年前とは違う。彼の氏名を含めたあらゆる言動は公衆の正当な関心の対象であり、現在進行形の事件の論評材料となる」
「匿名のままではAが発信する情報に正確性や透明性は担保されず、国民は検証も論評もできない。それはおかしな話です。今回のケースは少年法61条の想定外であり、保護対象に入らないと考えます」
と、彼の手記出版で遺族が再び傷つき、少年法で守られていた18年前とは違って、今後の彼の行動や言動は”現在進行形”の行いであり、論評材料として残るべきとのことです。
ネット上では、
「今更公表するようなものではない」
「やり過ぎている。」
と批判的な声が相次ぎました。
しかし、彼が犯罪を犯した当時に既に「FOCUS(フォーカス)」や「週刊新潮」が彼の本名や顔写真を掲載していたために、2015年に18年越しに掲載し直す意味がないのが本当のところでした。
また、2015年に自身の書籍の宣伝目的か、ホームページ「存在の耐えられない透明さ」を作成したことで”公人”として扱われるようになったのも、報道が大胆になった要因とされています。
少年Aの生い立ち。母はスペルタで学業成績優秀も父親は無関心で奇行もスルー
少年Aの異常で歪んだ人格が形成は、少なくとも両親の育て方、環境が影響しているのではないかと言われています。
父親は、仕事が非常に忙しく、たまにあった休日にはゴルフに出掛けたりと、家族で過ごすことはなかったようです。
親は子に関心を持っていなかったようで、元少年Aが動物虐待や解剖も行っていた際も、家の軒下から猫の死骸が見つかっても、何も注意することはなかったそうです。
家からナイフや斧を見つける事があっても、父親は特に何も思っていなかったようです。
週刊誌「文藝春秋」にて、元少年Aが起こした事件に対する神戸家裁の判決文の全文が公開され、そこには彼の「母への愛憎」の可能性を犯罪心理として指摘されていました。
《母は生後10か月で離乳を強行した。(中略)1才までの母子一体の関係の時期が少年に最低限の満足を与えていなかった疑いがある》(判決文より)
精神医学用語でいう「愛着障害」の可能性に触れ、さらに母は排尿、排便、食事、着替え、玩具の片付けに至るまで、躾には極めて厳しく、スパルタ教育を施していたことが、後にAの心を歪ませた疑いがあるとしていた。
母はすぐに母乳での育児を辞め、幼児にして生活の全てを自立させようとスパルタな教育をしていたのです。
事件後に母親が鑑別所で面会に訪れると、いきなり「帰れ豚野郎!」怒鳴り散らし睨みつけたそうです。
少年Aは母親から愛情を感じておらず、自身への躾を虐待と捉え、それらが自己肯定感を欠落させる原因になったとされています。
少年Aの仕事と住んでた場所。本名「東慎一郎」と改名後の「西岡真」。現在は木村説
元少年Aの父親は30年以上勤務した職場を退職し、元少年Aの2人の弟の通学問題や進学のことを考えて、父親と母親は協議離婚。
事件の判決では、元少年Aの両親には1億4000万円の損害賠償を命じる判決が下されました。
弟である次男は、初め学者を目指して大学の工学部に進学したそうですが、現在はアニメの学校に通い、三男は高校を中退して働いているそうです。
元少年Aは少年院を出所した後は家族と一緒に暮らしておらず、仕事をしながら1人暮らしをしていました。
当時世間を震撼させた元少年Aは、2004年に少年院を出所しましたが、その後に住んだ場所や仕事に関しては、全国各地で多くの噂がありました。
元少年Aは神奈川の平塚や静岡県の浜松、東京都足立区に住んでた?都市伝説ばかり
仕事はすぐに辞めるなどせず、しっかりと働き自立した生活を送っており、その点は普通の非行少年らよりも真面目で常識的だと思われます。
少年Aが勤めていた場所や住んでいた場所は、出所にネットで頻繁に噂になりました。
噂のあった時期 | 場所 | 理由 |
2000年代半ば | 神奈川県平塚市 | 証拠なし |
2011年頃 | 静岡県浜松市 | 本人の書籍「絶歌」 |
2015年頃 | 東京都足立区 | 週刊誌に撮影された背景 |
その他 | 神奈川県の川崎市、小田原。千葉県の柏、竜ヶ崎。四国の松山。高島平。 | ほぼ都市伝説で信憑性なし |
2000年代に、神奈川県平塚市の山下団地で仕事は車大手の日◯の工場勤務だったと噂されていました。
その後に自身の出版した書籍「絶歌」の中にて2011年頃に静岡県浜松市に住んでいたような内容が書かれていました。
そして週刊誌の突撃取材の記事に載った写真の背景から、東京都足立区のUR花畑団地に住んでいたと特定されました。
特定後に引っ越したとされていますが、人口が多い東京都内に住んでいるとの見方が多いです。
その他にも、神奈川の川崎市、千葉県の柏や竜ヶ崎など関東を中心に噂がありました。
元少年Aは本名を何度も改名?「東」→「西岡」→「木村」。美容整形の噂も
元少年Aの本名に関しては、事件が起きてからすぐにネット上に様々な名前の説が出ていました。
当時のネット上の名前の説は適当で、証拠もない感じでした。
2000年代にネットサービスが広く利用されるようになると、元少年Aの本名は「東慎一郎」との認識が一般的になりました。
少年院を出所し、自立して生活を始める前には改名されており、改名後の名前に関しても多くの憶測がありました。
改名後の名前は目撃情報などから憶測され、一時期は「西岡真」に改名したと噂になりました。
その後に週刊誌でイニシャル「K.M」として報道され、再び改名したことが発覚しています。(本人がホームページを作成したことで公人扱いされイニシャルを報道したそうです)
現在の名前は「木村」との憶測が多いですが、根拠は不明です。
名前だけでなく顔も整形して変えているとの噂があります。
現在も酒鬼薔薇聖斗と検索すれば、ネット上で彼の最近の写真が出てきますが、確かに整形しているように見えます。
唯一、整形できないと言われている耳の形は、現在も少年Aと呼ばれていた頃のままです。
2016年に週刊文春の突撃取材に「顔を覚えたぞ」と脅す
2016年12月に週刊文春が現在の元少年Aを独占スクープしました。
現在の少年Aが電車内に座っている写真などが掲載されていました。
記者が彼と相対したときのやりとりについても描かれいていましたが、最初は別人であると否定していたようです。
記者がしつこくしてるうちに、
「顔を覚えたぞ」
などの脅しともとれるような言葉を言っていたことが書かれていました。
以前のようなぶっ飛んだ行動をしないか心配になる発言です。
少年Aは7年の少年院での更生プログラムを受け、「国家の威信をかけた再生プログラム」と言われていましたが、7年の短い期間で本人が更生したかは誰にもわかりません。
少年Aの現在は結婚して嫁・子供がいる?2015年に出版した手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』より
元少年Aには、現在結婚しているのではないか?と言う説があります。
理由は2015年に出版した手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』の内容に、子供を自ら持つことにより過去の犯した過ちの重さについて語っていたとのです。
しかし、実際は手記にこのような文面は一切なく、ただのガセネタであることが明らかになっています。
手記には結婚や嫁さん、子供のことについて詳細が書かれておらず、あるネットの書き込みから手記をしっかり読んでいない人たちが連鎖的に拡散してしまったのです。
現在までに”認知してる子供がいるだけ”の説や、”子持ち女性と結婚か事実婚をした””ファンと結婚した”という憶測もありますが、これらはすべて妄想でしかないということになります。
ニコ生の大物・野田草履が取材?視聴者から本人説も証拠はなく
週刊誌は既に少年aへの取材を取り止めているとの情報があります。
ある時期に、かつてネット動画サービス「ニコニコ生放送」で名を馳せて、現在も配信者として人気の「野田草履」さんが、少年aだと思われる人物に突撃取材をしたのではないか?と話題になっています。
突撃取材の配信では、野田さんが少年aと思われる人物が住んでるマンションの下で待ち伏せし、取材の許可を取ろうとするところから始まります。
野田さんが「こちらに酒鬼薔薇聖斗さんが住んでるとのことで」と言うと、その人物は「住んでません」と即答し、野田さんが「なんで住んでないとわかるんですか?」と詰めるシーンがあります。
既に結婚してるとの情報が週刊誌に載っていましたが、野田さんが突撃した際には女性の声も聞こえました。
多くの視聴者が「本当に本人ではないか?」と反応していました。
その人物は、「なんの権限があって取材してるのか?」「マンションの管理会社に問い合わせして欲しい」「不審者にしか見えない」「ちゃんと筋を通してください」とシャットアウト。
その人物は野田さんに名刺を催促し、名刺があればそこから話を通しますと、かなり冷静な対応をされていました。
野田さんは負けじと「じゃあ許可とってから取材します」と、その人物に本人であるボロを出させようと煽りますが、その人物は「許可云々の前におかしい」と煽りを避けました。
マンションの敷地から出た後も、「名刺をください」と追い、野田さんが「木村さんのポストに入れておいたので」と、改名後とされいう苗字を出して煽りますが、その人物は「あ、木村さんっていうですか?」と載りませんでしたが、「あ、本を出した後・・・」と少年Aの最低限の情報を知ってる模様でした。
その後に野田さんが週刊誌に住所が載ってる云々を語ると、その人物は酒鬼薔薇聖斗の週刊誌の記事を時系列に語り野田さんを論破にかかり、視聴者からは「かなり詳しいな」と再度怪しまれました。
その人物はかなり頭の回転が速く、弁の立つ印象でした。
ただ、
・がっつり関東弁(少年Aは関西出身)
・徹底した深追いで野田を追い返す(本人だとしたら墓穴を掘りたくない)
・実際は結婚していないのに女性の声がした
という点から、”本人じゃないかも”と言う声も多くありました。
それでも、「酒鬼薔薇聖斗じゃない」と即答しなかった点などから、”やっぱり本人?”と言う意見も多くありました。