木村兄弟(泰一郎&孔次郎)の現在と伝説。本物逮捕も昔の写真と違う?

木村兄弟といえば現在までにネット上で語り継がれるアウトロー界隈伝説の兄弟です。

これまでに都内の組織と対立し、多くの抗争を繰り広げてきました。

有名な「西新宿事件」や「六本木襲撃事件」にも、彼らの関与が噂されています。

現在の木村兄弟が何をしているのか?

逮捕された報道もあれば、出所したという噂もがあったり謎が多いです。

”アウトローのカリスマ”である瓜田純士さんと共演し話題になったり、”所沢のタイソン”さんの逸話に登場したり、リアルタイムでも兄弟の需要の高さが伺えます。

今日は木村兄弟の兄・泰一郎さんと弟・孔次郎さんの伝説や、関わったとされる大きな事件についてまとめてみたいと思います。

木村兄弟とは?現在までに界隈で伝説。ネット上の武勇伝や逸話は嘘と本当の両方

アウトロー系のネタを拝見してると、必ずしも名前を聞く”木村兄弟”。

兄と弟の2人組で、非行少年の界隈が賑わってた時代に多くの団体組織と対等に渡り歩いた”伝説の兄弟”です。

スマホが一般的になる以前の2000年代から界隈で名前は有名でしたが、一般的になった2010年代からは各サイトや掲示板で彼らの伝説や逸話などが書き込まれ拡散されました。

2000年代から2010年代までは木村兄弟が漫画の主人公のような一方的な伝説が多く知られてましたが、他のアウトローも意見を出せるような時代になってからは、伝説の全てが事実ではないことが明らかになっています

木村兄弟は伝説のコンビで間違いないがエピソードには脚色も多い謎の男たち

木村兄弟の異名で有名なのは、”関東連合を崩壊させた男たち”です。

関東連合とは、関東を中心にした非行少年グループの集合体のような巨大組織で、これまでに多くの極悪犯罪を犯しメディアで話題となっています。

”あれだけやばい組織に2人兄弟だけで立ち向かった”として、ネット上でカリスマ的な人気を誇ったのです。

一躍有名になった木村兄弟ですが、伝説のアウトローながらも謎が多い存在でもあります。

弟が捕まらない為に別人になりすまし、自身に関する情報を撹乱させていたことも理由のようです。

また、本人らは自身に纏わる情報を一切表に出さず、ネット上に溢れる情報をあえて黙認していたことも関係しています。

ネットに流出した画像がやたらイケメンなのに逮捕された際の写真は普通の男性だったり、瓜田純士さんの書籍の中に香ばしい情報が出たり、関東連合に属しているメンバーがブログで木村兄弟の一般的な情報の一部を否定したり。

何かと嘘と本当が入り混じっているのです。

兄弟の兄・木村泰一郎。現在までに三次団体所属?瓜田純士と仲良し!

木村兄弟の兄の木村泰一郎さん。

中学時代には既に東京都・新宿で名を馳せた不良でした。

多人数対1人でも決してひるまない根性を持ちながらも、日頃は人当たりの良い普通のイケメンでした。

兄は弱い者イジメを嫌い、無闇に他人に喧嘩を売るようなことをしなかったので、弟よりも人脈が広がったそうです。

身長175センチ前後に端正な顔立ちと、普段の優しいギャップから女性に人気があったそうです。

↑こちらの流出してる写真は、90年から00年代にかけて活躍した界隈俳優の方で、木村兄弟とは関係はありません。

これだけの男前の方と世間が誤解していたほどに、木村兄弟には”イケメン”という共通認識がありました。

名前 木村泰一郎
生年月日 1979年
身長 175センチ前後
所属 山口系三次団体・
家族 弟・木村孔次郎。祖父がフィリピン人のクオーター。

木村泰一郎に三次団体所属の噂。「闇金ウシジマくん」の人気キャラ・肉蝮のモデル

弟ほど無闇に暴れ回ることはしなかった木村泰一郎さんですが、その気になると漫画の主人公のように相手をバタバタ倒していたそうです。

しかし、20代になってからは派手なエピソードはなく、あえていうなら菱の三次団体に加入したこと、人気漫画「闇金ウシジマくん」のキャラ・肉蝮(にくまむし)のモデルになったことぐらいです。

肉蝮というキャラは、夏場でもファーコート姿で顔をフードで覆るなど顔を見られるのを恐れるキャラで、残忍で身体能力が総合的に優れるカリスマ溢れるキャラです。

木村兄の背が高くて喧嘩が強く、身バレしては困る境遇などが真似されてる部分だと言われています。

石本太一がブログで木村泰一郎が万引きで逮捕されたと伝える。すでに出所?

過去に木村泰一郎さんが北海道のコンビニで日用品を万引きして逮捕されたという説があります。

この説は木村兄弟と敵対関係にあった関東連合の石元太一さんがブログで発信し拡散された話です。

石元太一さんがブログで万引きについて触れたのは、2015年の年末なので、実際の犯行もその時期でしょう。

2015年に万引きで逮捕された頃には、以前と違って痩せ細り覇気がなかったとのことです。

『札幌市中央警察署盗犯の刑事からの話ですが、去年のだいたい今頃に札幌市中央区のコンビニで万引きをして現行犯逮捕されたと言ってました。
最初は関東連合の大物逮捕したと言ってましたが時間が経ち調べると木村兄弟の兄、泰一郎さんだったとの事です。
とてもあの有名な木村兄弟の兄とは思えないくらい痩せ干そって居て雰囲気や貫禄などが全くなかったとの事です。
あと余談で襲撃事件から報復を恐れてわざと捕まったのか、気が触れて病んだのか?など噂になったそうです。』

実際にニュースになっていたら、信用できる媒体からの情報ではないので事実関係は不明です。

他の件での復習が怖くて、わざと捕まったという憶測もありました。

木村泰一郎が瓜田純士とネット対談で話題!現在も仲良しな関係

瓜田純士さんといえば、”アウトローのカリスマ”と呼ばれ、カタギに戻った後も文化活動やネット配信などで知られてる方です。

瓜田純士さんはネット上で木村兄弟のことが都市伝説としてしか語り継がれていない頃から、自身の書籍やブログの中で木村兄弟について言及をしていました。

側からすれば、木村兄弟と瓜田純士さんの関係が気になります。

ある時期にはネット上の配信動画で瓜田純士さんが木村泰一郎さんと対談したとして大きな話題となりました。

ただ、動画での木村泰一郎さんは”かなり落ち着いており”、昔に暴れ回っていたような面影もありませんでした

意外にも”普通の良い人”という印象で、当時の視聴者からは好感的な意見が多くありました。

兄弟の弟・木村孔次郎。高身長イケメン!現在は怪我で足が悪い?薬物逮捕時の顔は画像と別人

木村兄弟の弟の孔次郎さん。

現在までにネット上に残る兄弟の伝説のほとんどが、弟・孔次郎さんによるものです。

孔次郎さんも兄と同じくイケメンですが、兄よりも厳つさが上回っています。

孔次郎さんは兄よりも喧嘩っ早いですが、頭が良く、要領の良い戦術で勝ち残ってきました。

グループに所属すれば政治力を生かして中心メンバーになったり、非常にカリスマ性溢れる人物です。

名前 木村孔次郎
生年月日 1980年
元所属 「新宿ジャックス」。「岡川総業」(破門)。「六本木赤札軍団」。「極心連合会極翔会」。
家族 兄・木村泰一郎。祖父がフィリピン人のクオーター。

木村孔次郎の若い頃。ジャックス時代の興行利権にはスーパーフリーも?

誰もが振り向くレベルのイケメンだった木村孔次郎さん。

喧嘩が強かっただけでなく頭脳派の不良で、下克上が得意なタイプだったそうです。

ギャンググループ「新宿ジャックス」の一員だった頃も、グループの中で強い立場でありました。

新宿ジャックス時代の孔次郎さんは、先輩たちの代から続く都内のイベント系サークルの利権を引き続き荒稼ぎしていたそうです。

手中に収めていたサークルには悪名高きスーパーフリーもあったそうです。

ジャックス以降も岡川総業に在籍しますが、その後に破門。

破門後は六本木に渡り、「六本木赤札軍団」という愚連隊の中心メンバーとして再び活躍。

そして、今度は山口組極心連合会極翔会の構成員.となり若頭補佐まで登り詰めました。

ギャング、組織、愚連隊とどこに行っても活躍できる木村孔次郎さんは、ある意味本当のアウトローのカリスマだったのかもしれません。

木村孔次郎は2017年に薬物所持で逮捕。顔が公開され”本物と違う?”

木村孔次郎さんは長らく消息が不明だったため、巷では死亡説も流れていました。
色んな揉め事に関わった為に、都内にいれなくなって地方に身を隠してるとの説もありましたが、実際には大胆にもそのまま都内で暮らしていたようです。
木村孔次郎さんが2017年2月に大麻取締法違反(所持)で逮捕されると、現在の木村孔次郎さんの顔が報道されました。
孔次郎さんの所持していた大麻が0.01g程度の微量だったため、ネット上では西新宿事件(に絡む別件逮捕説も浮上。
しかし、警官がたまたま午前0時に路上に止まっている車に人影を発見し職務質問をしたという経緯なので、ただの偶然だと思われます。
ネット上では現在の木村孔次郎さんの姿を見て、若き日の写真とはあまりにも違うとして驚きの声が上がっていました。
「わざとあのような風貌をしている」との声もあり、あえて変わり果てた容姿になることで、見立さん一派の残党からの捜索の目を避けていた可能性も高そうですね。
そもそも、木村孔次郎さんの若い頃だとされている写真が、木村孔次郎さん本人ではなく当時流行っていたギャル男系雑誌「メンズエッグ」のモデルだったのでは?という疑いも出ました。
実際に木村兄弟だと信じられている写真の中には90年代にeggで活躍していたモデルの写真が混じっています。
この有名な写真に写っている2人はモデルの末永義幸(よっちゃん)さんと植竹拓(ピロム)さんで、木村兄弟ではありません。

現在の木村孔次郎に纏わる噂。足が悪くて引きずって歩く?タイソンの喧嘩話は嘘?

10代から20代までの木村孔次郎さんはイケイケでしたが、2008年に池袋のキャバクラで襲われ足に大怪我をしてしまいました。

結果的に木村孔次郎さんはその後から歩き方に特徴が出て、特定しやすい存在になってしまったのです。

足が悪くなってからの木村孔次郎さんは、自身が先頭に立っての戦いを避けるのではないか?と言われ、その後の死亡説や失踪説に繋がっていたのです。

直近では所沢のタイソン(久保広海)に喧嘩で負けたという噂が出ています。

”所沢のタイソン”ごと久保広海さんといえば、2020年代からyoutubeなどネットで有名になった元アウトローの方です。

この所沢のタイソンは身長こそ167センチで低いですが、鍛え抜かれた体に、体重は筋肉だけで100キロを超えるマッチョなのです。

タイソンさんは横浜関内のキャバクラで先輩と木村孔次郎さんが揉めてる際に、煮えきれずに「やってもいいですか?」と先輩に聞いて、木村孔次郎さんをボコボコにしたとのことです。

ただ、その後にタイソンさんの逸話にケチが付くようになり、木村孔次郎さんを倒した話にも疑惑が付いて回りました。

現在の木村孔次郎さんは逮捕されていますが、瓜田純士さんの友達のワンターレンさんが拘置所まで木村孔次郎さん本人にタイソンさんとのことを聞きに行ったらしいです。

その際、面会で木村孔次郎さん本人から”そんな事実はない”と否定されています。

木村兄弟と関東連合の都市伝説まとめ。六本木や西新宿の事件。見立・柴田・石元・金村との仲

木村兄弟といえば、主に関東連合との対立が有名です。

ネット上では木村兄弟と関東連合の過去のやり合いの逸話が多く拡散されています。

木村兄弟と関東連合の争いは界隈だけでなく、地上波のテレビメディアで伝えられたこともあります。

両者の関与が疑われていると有名なのは、2008年に起きた”西新宿事件”と、2012年に起きた”六本木フラワー襲撃事件”です。

どちらの事件も木村兄弟と関東連合の抗争の絡れだと言われています。

木村兄弟と関東連合及び見立真一さんとの抗争の歴史はお互いが10代だった頃に遡ります

1990年代半ば 兄が見立真一氏から関東連合系「新宿十二社メデューサ」の誘いもそっけなく断る。
2000年代前半 見立真一氏派と孔次郎さん派が振り込め詐欺の利権を巡って対立
2000年代中盤 孔次郎さん傘下のグループメンバーが、お金をもって見立真一さん派に寝返ろうとし、孔次郎さんが察知し裏切ったメンバーを粛清。
2006年 孔次郎さんが渋谷区道玄坂の女の子のお店で軍用ナタを持った男に襲撃される。孔次郎さんの戦友・武田修さんが大怪我。
2008年3月 渋谷区広尾のちゃんこ屋で武田修さんが見立さん一派と口論し、関東連合のケツモチ・金村剛弘さんに殴り飛ばされる。
2008年3月〜 孔次郎さんが西新宿の吉野家にいた関東連合メンバー・石元太一さんを発見し携帯電話を奪い、金村さんに宣戦布告の電話。
2008年3月15日 金村さんは西麻布にて見立さんの誕生日パーティーに参加。翌日早朝に帰宅する際に、自宅前で待ち伏せしていた目出し棒を被った男達に金属バットで撲殺される。※西新宿事件
2008年5月 孔次郎さん池袋のキャバクラで刃物に刺される。
2008年5月〜 関東連合の元幹部である石元氏や伊藤リオン氏が襲撃される。
2012年9月 六本木のクラブ「フラワー」にて孔次郎さんと勘違いされた男性が金属バットをもった男たちに撲殺される。石元太一氏などが逮捕され、見立氏は全国指名手配となる。※六本木クラブ襲撃事件

木村兄弟は10代の頃に関東連合系組織への誘いを断る。劣勢も傘下の仲間が増え幹部・柴田大輔を返り討ち

木村兄弟は10代の頃から喧嘩の強さで際立っており、不良界隈では有名な存在でした。

兄・泰一郎さんが16歳の時に、見立真一さんから関東連合系の暴走族「新宿十二社メデューサ」に誘われるも、そっけなく断ったという武勇伝があり、以降に見立さんの面子を潰した兄・泰一郎さんが関東連合に睨まれ、度重なる小競り合いが起きるようになったのです。

つまり、木村兄弟と関東連合の対立はこの頃(10代)から始まったとされます。

木村兄弟は関東連合関係から頻繁な襲撃に遭っており、この頃から自分らの写真を残さないなど足が付きにくくなるような工夫を始めたとされます。

劣勢だった木村兄弟でしたが、当時は関東連合の抗争相手の彼女や実家まで襲ったり拉致襲撃するやり方に多くのアウトローたちから反感を買われており、木村兄弟の下には反関東連合系の勢力が集まっていたそうです。

弟の孔次郎さんが関東連合幹部だった柴田大輔さんを返り討ちにしたこともあったりと、ただ黙って攻撃を受けていたわけではありませんでした。

見立真一氏派と孔次郎さん派が振り込め詐欺の利権を巡って対立。引き抜きや襲撃のやり合い

関東連合の見立真一さんと木村兄弟の抗争が激化したのは、2000年代からだとされます。

その理由として、弟・孔次郎さんが、新宿ジャックス時代からの利権を利用して、イベント系サークルや暴走族ネットワークを乱用して、闇金や振り込め詐欺のシノギで荒稼ぎをしていた頃です。

※当時、孔次郎さんが”工藤明生”という架空の人物を元締めに仕立て、警察を振り回すほどの成功を収めたという噂がありますが、こちらは証拠がなく業界の方から否定的な声があります。

孔次郎さんと同じく関東連合側も知力と人脈が豊富なため、振り込め詐欺を得意分野の1つとしており、孔次郎さんは邪魔な存在だったのです。

関東連合傘下の振り込め詐欺グループを指揮していたのは見立真一さんで、10代からの因縁の相手だったということで、「孔次郎さん一派VS見立さん一派」でお互いの拠点を襲撃したり、人材を引き抜くなど激しい攻防が続いたのです。

ある時に孔次郎さん派だった人間が、お金を持って見立真一さん側に寝返ようとし、それに気づいた孔次郎さんは裏切り者を粛清

これを機に顔を潰された見立さんが激怒し、お互いの抗争が激化したのです。

見立真一(関東連合)派が渋谷で孔次郎をナタで襲撃。戦友・武田修が大怪我

2000年に都内の仕事の利権を巡って抗争が激しくなっていた木村孔次郎一派と見立真一(関東連合)派。

メンバーの引き抜きを巡ったトラブルで、遂に孔次郎さんが襲撃される事件が起きます。

2006年に孔次郎さんが渋谷・道玄坂にある女の子のお店で遊んでいると、軍用のナタを持った男たちに襲われてしまうのです。

軍用ナタ襲撃事件に関しては、見立さんから指示を受けた石元太一さんが、手下の木藤幸一郎さんに実行犯役をやらせていたと言われております。

孔次郎さんは奇跡的にも無傷で済みましたが、一緒にいた10代からの戦友・武田修さんが腕を切り落とされかける大怪我を負ってしまうのです。

見立真一(関東連合)派の襲撃は成功したのです。

孔次郎と金村剛弘。石元太一が吉野家で携帯を取られ後に”西新宿事件”に発展

2006年に10代(新宿ジャックス)時代からの後輩・武田さんが大怪我を負いました。

次に大きく事が動いたのは2008年のことでした。

2008年3月初旬、武田修さんが渋谷区広尾のちゃんこ屋で見立さん一派と鉢合わせし口論

関東連合側であった金村剛弘さんに武田さんが殴り飛ばされ、この件で孔次郎さんの怒りも頂点に達します。

この金村さんという人物は関東連合関係のOBではないですが、見立真一さんにとっては頼れる兄貴のような存在でした。

間も無くして西新宿で知人と遊んでいた孔次郎さんが、吉野家で食事を取る石元太一さんを発見し、携帯電話を奪い、金村さんに宣戦布告の電話をかけたと言われております。

その後、2008年3月15日に見立さんの西麻布での誕生日パーティに出席した金村剛弘さんが、早朝に帰宅する際に、大勢の男たちに襲われるという事件が起きるのです。

自宅前で待ち伏せしていた目出し棒を被った数名の男から襲撃され、金属バットで撲殺されてしまったのです。

金村さんは300メートルに渡り逃走しながら「ごめんなさい、許してください」と泣きながら懇願しましたが、犯人らは「何躊躇してるんだ。構わないからやっちまえ」「殺せ!殺せ!」と大きな叫び声を上げながら金属バットで執拗に殴り続けていたそうです。

襲撃した犯人たちは現在も捕まっておらず、現在までに”西新宿事件”として扱われていますが、多くが孔次郎さん派の犯行だと勘繰っています。

亡くなった金村剛弘さんは人柄が良く人脈が広い方で、父は韓国食材の輸入で成功し歌舞伎町にビルを持つなど実業家としても成功されていました。

俳優の高岡蒼甫さん、金子賢さん、広末涼子さん、長澤まさみさん、西山繭子さん、宮崎あおいさん、格闘家の高谷裕之さん、歌手のフェイレイさんとも親しかったと言われています。

広末涼子さんの元旦那で長澤まさみさんとも交際していたデザイナーの岡沢高宏さんは金村さんと小学校からの幼馴染で一緒に新宿ジャックスに所属していたのです。

死去後には芸能人の方らも追悼のサインが出ていました。

孔次郎が池袋で襲撃される。西新宿事件から僅か2ヶ月後

見立真一さんは兄貴分であった金村剛弘さんを失った怒りが凄まじく、葬式の場では号泣しながら孔次郎さんへの復讐を宣言したと言われております。

金村さんが亡くなったのは2008年の3月ですが、反撃に動いたのは2ヶ月後の5月でした。

池袋のキャバクラで遊んでいた孔次郎さんが男たちに刃物で刺される事件が起きたのです。

しかし、孔次郎さん側も負けておらず、すぐに見立さん一派への報復に走りました。

孔次郎さんさんは仕返しに部下を使い石元太一さんや伊藤リオンさんら関東連合の元幹部たちを襲撃するなど、短期間で激しい攻防が繰り広げられました。

”六本木クラブ襲撃事件”。孔次郎が背丈や足の悪さが似た他人に私服を与え偽装

2008年の金村さんの死を皮切りに、孔次郎さんと関東連合側の間で激しい抗争が起きました。

そして、4年後の2012年9月にかの有名な「六本木クラブ襲撃事件」に発展します。

六本木のクラブ「フラワー」にて、男性客が関東連合のメンバー複数人に男が襲われ死去したという事件です。

2012年9月2日午前3時40分ごろ、東京・六本木六本木共同ビル(ロアビル)2階に位置するクラブ「フラワー」において、来店客の男性が、金属バットを持って店内に乱入してきた10人ほどの目出し帽姿の男らによって袋叩きにされ、男性は後に死亡が確認された。死因は頭蓋骨損傷による失血死または脳幹部損傷とみられた。ほか同席していた友人2名も殴られ軽傷を負うに至った。

この事件によって、指示役とされた見立真一さんは指名手配となりました。

また、見立さんの指示の元に動いた有名幹部の石元太一さんらも逮捕されました。

当初は孔次郎さんを仕留めるはずが、人違いで別の人間をやってしまったという事件です。

亡くなったのは現場となったクラブ”フラワー”にお客さんとして来店していた飲食店経営の藤本亮介さんです。

孔次郎さんは、自身が関東連合系勢力から命を狙われていることを察知し、身体的な特徴が似ていた被害男性を影武者に仕立て上げた説が濃厚です。

日本人と東南アジア系のハーフと言われるこの兄弟の弟は山口組極心連合会系暴力団を破門となった人物で、短髪に浅黒い肌、はっきりとした目鼻立ち、屈強な体格、そして当時の怪我が原因となっての片足を引きずるような歩き方、という外観的特徴が当時フラワーの従業員であった人物に伝えられており、被害者の男性も当時怪我で片足を引きずっていたことがこのたびの人違いを生む要因となった

孔次郎さんと被害男性は兼ねてから知人同士で、噂では孔次郎さんが被害男性に髪型を自分と同じ坊主にすることを勧めたり、着ていた服までプレゼントするなどしていたとか・・・。

別の人間を襲わせ逮捕させて、見立氏の一派を壊滅状態に追い込んだということで、この2012年の事件では孔次郎さん側に軍配が上がりました。

しかし、見立さんは現在も逃亡を続けており、いつ次の一手が動くのかわかりません。

見立真一は海外に逃亡し現在も生きている。孔次郎への復讐が終わるまで捕まらない?

2012年の六本木クラブ襲撃事件以来、指名手配となっている見立真一さん。

事件から10年以上が経過した現在も見立さんは捕まっていません。

見立真一さんは子供の頃から知性的で、悪になった後も政治力で上まで登り詰めたような人物。

昔から警戒心が人一倍強く、今後に警察が捕まえるのは困難だと言われています。

現在の見立さんは豊富な資金を頼りに海外に逃亡し、偽造パスポートで定期的に日本に帰国してると噂されています。

一時期は死亡説もありましたが、”孔次郎さんへの復讐が終わるまでに亡くなることはない”と言われています。

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