唯我(原唯之)は闇バイトで金を持ち逃げ説は嘘?[スーツケース事件の犯人]

2023年の年末に川崎市川崎区殿町の多摩川で発見されたスーツケースの中で死去が確認された唯我(原唯之)さん

生前は配信者として活躍していた彼ですが、死去後は最期に関して様々な憶測が出ていました。

唯我さんの最後の予想の中で最も刺激的だったのは、「闇バイトで半グレを怒らせた説」です。

実はこの闇バイト説、唯我さんのことが好きなニコ生配信者が面白おかしく語った作り話なのです。

今日は、作り話である唯我スーツケース事件の”闇バイト説”について振り返ってみたいと思います。

唯我がリスナーの紹介で出し子の闇バイトをしていた説

一時期、ネット上で拡散された唯我さんの闇バイト説

面白おかしく拡散された内容ですが、話の内容がリアルだったことから、一部の人の信じてしまっていたようです。

話の発端は、原唯之(唯我)さんが古参リスナーに闇バイト(オレオレ詐欺)を紹介するというところから始まります。

原唯之(唯我)さん2回ほどオレオレ詐欺の出し子となり、動いていたとのことです。

出し子とは、被害者からだまし取ったキャッシュカードを使って、お金を引き出す役割のことです。 

過去に散々と犯罪を犯していた経歴のある彼であれば、生活に困窮していれば手を出しそうなお仕事です。

動画配信者・みやびさんとツイキャス配信者・ぱるぱるさんの2人の会話を録音した音声が流出

唯我さんが闇バイトをしていた経緯は、動画配信者のみやびくんとツイキャス配信者ぱるぱるさんという2人の会話を録音した音声が流出で発覚したとのことです。

しかし、リスナーから紹介された闇バイトは、思ったような報酬が得られなかったようです。

唯我さんは騙されたと感じていたとのことです。

憶測としては、ヤケになった唯我さんが、出し子で出金したお金を持ち逃げし、パチンコ屋で増やしたとのことです。

12月25日にパチンコ屋で目撃。2日間のホテル滞在後に生活保護の交渉

唯我さんが2023年12月25日に江戸川区のパチンコ店で大金を使っている姿が目撃されていたとのことです。

持ち逃げしたお金を増やそうと試みるも、増えるどころか、パチンコで負けてしまい、手元のお金がなくなってしまったとか。

唯我さんは闇バイトの大元組織の人間が自分のことを探していると察し、その後に逃亡。

2023年12月25日・26日の2日間はホテルで身を潜めますが、所持金がなくなり出ていくことになり、その後に生活保護の前借りを交渉しに行ったとのことです。

以前の不正受給の影響で生活保護の交渉が難航

唯我さんは2023年12月27日江戸川区の生活課を訪れているところを目撃されています。

手持ちのお金がなかったため、生活保護の交渉をしに行ったとされています。

唯我さんは生活保護のお金を1月に出してくれと交渉しますが、過去の不正受給の影響ですぐに出せないと言われます。

このやり取りは役所で1時間半ほど行っていたとのことです。

唯我を尾行していた人がいた?闇組織に拉致された憶測

唯我さんがパチンコ店に入ったこと、ホテルに2泊したこと、生活保護の交渉をしていたことが明らかになるのは不自然です。

そこで、生前の唯我さんが尾行されていたとの説が唱えられてました。

生前の唯我さんは、街を歩いて配信してる際に、背後をギョッと見つめ、怯えるような顔をする一幕がありました。

この一幕を根拠に、唯我さんが何者かに尾行されていたとしているのです。(実際は音の大きいボックスカーが走ってビックリしただけ)

闇バイト説も矛盾だらけ。唯我に闇組織と関わる度胸はなし!

闇バイト説は、唯我さんの死去後に即興で作った割にはとてもリアルで凝った内容です。

しかし、この説を真剣に考察すればするほど、唯我さんには不可能であることがわかります。

そもそも唯我さんはとても臆病な性格で、闇組織に関わる度胸はないとされています。

過去に多くの前科を抱えてますが、どの犯罪も度胸のいらない内気な犯行です。

また、仮に出し子をしていたとしても、出し子や受け子はATMやターゲットの自宅まで1人で行くことはなく、信頼される監視役が近くに車で待機し、すぐに金渡すというシステムが一般的で、唯我さんが組織のお金を持ち逃げすることは不可能です。

仮に持ち逃げに成功し、その後に組織の人間に捕まったとしても、わざわざ窒息死するようなことはしないことでしょうし、遺体をスーツケースに入れて遺棄するような真似はしないことでしょう。

何よりも、過去に不正受給がバレているのにも関わらず、2度目の生活保護の申し立てをするなんて、流石の唯我さんもやらないことでしょう。

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