新潟女性刺殺事件の犯人である斎藤涼介被告。

逮捕後に元ジュノンボーイコンテスト応募者であったことなどが発覚し、一部では「イケメン」だと持て囃されていました。

元ホストだった経歴なども明らかになっており、事件発覚当初から少しづつ、別の形で話題になることが多かった彼ですが、実は2021年に亡くなっていたことが明らかになりました。

斎藤涼介の生い立ちと出身高校や元ホストなど経歴の他、「新潟女性刺殺事件」の詳細・判決、そして病死した現在についてまとめてみたいと思います。

斎藤涼介被告の「新潟女性刺殺事件」。飲食店店員・ 石澤結月

斎藤涼介さんが犯した事件「新潟女性刺殺事件」とは、2019年に新潟の繁華街で起きた刺殺事件のことです。

当時のニュースでは、

新潟市の繁華街のビルで飲食店店員、石沢結月さん(20)=同市秋葉区=が刃物で刺されて死亡した事件で、新潟県警は16日、殺人容疑で住所、職業不詳、斎藤涼介容疑者(25)の逮捕状を取り全国に指名手配、公開捜査を始めた。事件後、現場から徒歩で立ち去ったといい、県警が行方を追っている。

捜査関係者によると、ビルの防犯カメラの映像などから、ビル内にある飲食店に出勤してきた石沢さんを、待ち伏せしていた斎藤容疑者が襲った疑いがある。

県警によると、目撃情報などから斎藤容疑者が浮かんだ。石沢さんと面識があるといい、2人の間でトラブルがあったとみて調べている。石沢さんは複数回刺されており、県警はビルの階段踊り場で凶器とみられる血の付いた刃物を押収した。

埼玉県警によると、同県上尾市に住む斎藤容疑者の母親が事件前日の14日、「息子が元交際相手の女性を傷つけて自殺するとほのめかしている」と上尾署に電話で相談していた。

と報じられ、一時期指名手配になっていたとして、新潟近所の住民を恐怖のどん底に陥れました。

斎藤被告が逮捕されると、トップニュースで取り上げられるなど、当時は大きな話題となりました。

同日午後、南区のコンビニエンスストア関係者から「店外に手配写真に似た人がいる」と通報があり、駆け付けた警察官が身柄を確保した。斎藤容疑者は容疑について「間違いありません。言い訳することはありません」と認めている。

被害にあった女性も美人で、逮捕された犯人の斎藤被告もイケメンだったということで、事件のインパクトは大きかったです。

被害にあった女性に対する情報も多く飛び交っております。

斎藤涼介の被害に遭った石沢結月の顔写真と勤務先(スナック・アジュール?)

名前:石沢結月(いしざわ ゆづき)

年齢:20歳

職業:飲食店店員

在住:新潟県新潟市秋葉区

事件が発生したとされる現場は石沢さんが勤務するスナック付近でした。

斎藤容疑者は石沢さんを待ち伏せしていたということで、彼女の勤務先はすぐに特定されていました。

現場は、新潟県新潟市中央区東大通1丁目6−22にある「三友ビル」という場所。石沢結月さんは「AZUR」というスナック系のお店にて、本名のゆづきとして勤務されていたそうです。

勤務していたアジュールは、新潟駅万代口より徒歩2分の立地。最低料金は60分で4000円~でフリーのセットでも90分4000円。指名料は+2000円、同伴料は+3000円とかなり安いお店です。

決して本腰でバリバリと夜のお仕事をしていたわけではなさそうですね。そもそも本名で勤めてる時点で、緩いノリだったことが予想できます。

犯行理由は別れた未練?(ストーカー被害)斎藤涼介容疑者と被害者の石澤結月は元カレ元カノの関係

実は斎藤容疑者と、被害者の石澤さんは、もともとは交際相手だったようです。

二人はオンラインゲーム人狼殺」のオフ会をきっかけに、2018年頃から交際。新潟在住だった石澤さんは、斎藤涼介に会うために上京していたそうです。デートは人狼ゲームを取り扱うカフェやラウンジなどだったそうです。

事件が起きる前に、斎藤容疑者の母親が、息子が元交際相手に何かをしそうだと、警察に相談していたみたいです。

一方、埼玉県警幹部によると、上尾市に住む斎藤容疑者の母親から14日朝、上尾署に電話で「息子が元交際相手を傷つけそうだ。自殺をほのめかしている」と相談があった。埼玉県警は斎藤容疑者と接触しようとしたが、母親は斎藤容疑者が神奈川県在住と説明、「家族で話したい」として応じなかったという。

結果的に最悪の結末を招いてしまったわけです。

事件の発端は、男女関係の絡れと考えて間違いなさそうです。

「まず、『あーっ!』っていう女の子の声が聞こえたんです。久々に友達と会ってテンションが上がっているような声だったので気に留めなかったのですが、すぐに『ごめんなさいごめんなさい!』という声と『ふざけんじゃねえ!』という男性の怒声が聞こえてきました。その後、私が今まで生きてきて聞いたことがないような、『ぎゃー!』という悲鳴が何回か聞こえてきた。

生前の石澤さんは斎藤容疑者からストーカーの被害にも遭っていたそうです。

「石澤さんがスナックのお客さんからお金を貰っていたり、パパ活をしていたことが斎藤にバレたようです。斎藤は石澤さんとの交際に100万円近いお金を費やしていて、『他の男とは縁を切る』と約束していた。でも、石澤さんはスナックもパパ活もやめなかった。それで腹を立てた斎藤が、ツイッターで『爆弾を投下する』といって石澤さんのプライベートを暴露したんです」(別のプレイ仲間)

そう考えると、石澤さんに振られてしまった斎藤容疑者が、未練タラタラのままストーカー化し、自分の思い通りにならない石澤さんに怒りを覚えて犯行に及んでしまったという経歴が安易に想像できます。

斎藤涼介が刑務所で急性腎不全で死去

そんな斎藤涼介容疑者ですが、逮捕されて約2年後の2021年の1月3日に、新潟刑務所にて病死してます。

JR新潟駅近くの繁華街で2019年、飲食店店員の女性を刺殺したとして、殺人と銃刀法違反などの罪に問われていた無職斎藤涼介被告(26)が勾留されていた新潟刑務所で病死していたことが14日、関係者への取材で分かった。

 起訴状によると、斎藤被告は19年11月15日夜、新潟市中央区東大通1丁目のビル内で、飲食店店員石沢結月さん=当時(20)=の胸などを牛刀で複数回刺して殺害したとしている。まだ公判は始まっておらず、公訴棄却となる見通し。

 刑務所によると、斎藤被告の死因は急性腎不全。今月3日午後0時半ごろ、単独室の布団であおむけに寝たまま、呼吸が停止していた。

死因は急性腎不全でした。

巡回中の職員が布団の中にいた斎藤涼介に声をかけたところ返事がなく、救命措置をとりましたが、その後に死亡が確認されたということです。

斎藤涼介の経歴・プロフィール。イケメンの元ホストでジュノンボーイ?

斎藤涼介(さいとう りょうすけ)
生年月日:1994年9月9日
出身地:埼玉県上尾市
身長:175~180㎝

父親は幼い頃に死別し、母子家庭で育ったそうです。母親が再婚するなど複雑な幼少期を過ごしたみたいです。学生時代は目立たないタイプで中学校を卒業した後は通信制の高校に進学したそうです。

指名手配の写真がニュースになった当初から、斎藤容疑はイケメンだと言われていました。

その後に2016年に開催された「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募し、第一審査で落ちたことが明らかになりました。

また、元ホストだったことも明らかになってます。ホスト時代はトークスキルや営業力が足りず、お客さんにデリカシーのない発言をしてしまったり売れることはなかったそうです。

就職せずに職を転々とし、義父の仕事を手伝っていた時期もあった長続きしなかったそうです。

最近までは埼玉の実家を離れ、神奈川県藤沢市で自分でアパートを借りて、人材派遣会社に登録して食い繋いでいたそうです。

ダンサーの斎藤涼介は新潟の事件では関係ない別人

ちなみに斎藤涼介さんと同じ名前の著名人がいますが、新潟の事件とはまったく関係ない別人です。

苗字も名前もよくある名前なので、同姓同名の方は全国にたくさんいそうですね・・・。

すでに亡くなっているので勘違いしないようにしましょう!

 

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